【本育×旅育】旅にでなくても「絵本」で世界を旅しちゃおう!

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絵本を通して、世界が近くなったらすてきですよね。

もちろん、旅を通して感じるものもたくさんあります。が、世界中を旅するのは、なかなかむずかしい。そんなときに、「絵本」はとても便利なツールです。

本好きを育てる工夫やメリットなどは、以前お伝えしました。興味がある方はこちらをご覧ください。

今日は、「世界がもっと近くなる絵本」「世界を旅した気分になれる絵本」を紹介します。たくさんの絵本の中から、幼児から大人まで楽しめるものを9冊選びました。興味をもったものがあったら、ぜひ親子で読んでみてくださいね。

カラフルな地図で世界一周「せかいちずえほん」

これ、本当によくできています。大人も一緒に楽しめる一冊です。世界一周をするのはむずかしいけれど、この本を通して世界一周した気分になれる、そんな絵本。これからグローバル社会に生きていく子どもと一緒にぜひ読みたい、読んでほしい絵本です。

幼児から小学生まで長く読むことができるので、贈り物としてもぴったりなのではないでしょうか。

しかけに夢中「せかいちずえほん(めくってはっけん)」

たくさんのしかけで子どもが夢中になること間違いなし!世界の地図、動物、建物など、しかけとともに世界を学べる絵本です。文章はすべてひらがななので、ひらがなを覚えたての幼児でも読めます。図書館にあったら、小学生低学年の子どもに大人気なはず。

長い文章を読むのは苦手という子でも、カラフルなイラストでどんどん読み進められることでしょう。読み聞かせするというよりも、遊びながら視覚で世界を体感するという感じかもしれません。

なんと大型世界地図ポスター付き。本で楽しんで、地図を部屋に貼って、お得です。100以上のしかけをめくると何が出てくるのか、親子でワクワクしながら読みたい一冊です。

ただの地図帳じゃない「とびだす世界地図帳」

こちらも、とびだすしかけが楽しい「しかけ絵本」です。幼児よりも小学生以上の方が楽しめるかなと思います。中学年以上の子どもにおすすめです。学校の地図帳よりも数段楽しいのは確かです!

とびだす地図、名所、おもしろデータまで一冊の地図帳に凝縮されています。見ているだけでもワクワクする絵本。大人が読んでも世界を旅した気分になりますよ。

世界の遊びを体験「せかいいっしゅう あそびのたび」

世界の遊びを紹介している絵本。「この国ではこんな遊びをしているよ」というのが、分かりやすく書かれています。

以前、学校の国際理解の授業でも「世界の遊び」を取り入れていることがありました。日本と似ているものやまったく違うもの、ちょっと体験するだけで、その国に興味が出てくるものです。子どもにとっては、身近な「遊び」を通して世界を垣間見ることができる、すてきな絵本です。

食を通して世界をのぞく「世界食べものマップ」

世界の「食」を紹介した一冊。世界39か国の食べ物をかわいいイラストと一緒に紹介しています。日本では食べない食材やマイナーな料理などが紹介されているので、「食」を通して世界を知ることができる絵本です。

「食」は子どもにとっても身近なもの。食べ物の違いからいろいろな気づきが得られることもあります。絵本にでてくる料理を実際に作ってみても楽しいですね。大人になるまで読み続けられる、そんな一冊です。

世界がぐんと近くなる「世界とであうえほん」

世界の服装、スポーツ、習慣などを分かりやすく紹介した絵本です。世界地図に興味を持ち始めたら、この本を読み聞かせしてもいいですね。大人が読んでも世界旅をしているような気分になれます。「世界にはまだまだ自分の知らないことがあふれているんだな」と感じる一冊。世界に興味をもちはじめた幼児にぴったりです。

あいさつって言葉だけじゃない「世界のあいさつ(みるずかん・かんじるずかん)」

世界には多種多様の文化があることを「あいさつ」を通して知ることができる絵本です。長新太さんの絵本だけあって、イラストはゆる~くほんわかしています。

「あいさつ」といってもいろいろな仕方がある。日本にいるだけでは分からない世界の「あいさつ」を知るだけでも楽しいし、日本だけがすべてではないという深いメッセージも込められているのではないかと感じられる一冊。

長く読み継がれているわけがわかります。時代を超えて読み継いでいきたい絵本です。

みんな違うからいい「せかいのひとびと」

こちらも時代を超えて読み継がれている一冊。わたしが小さいときに読んだ本が、令和になってもまだ読まれていることに驚きました。イラストや内容は、やはりちょっと古めかしい感じが否めないのですが、大事なメッセージは時代を超えて伝わる!と感じます。

「多様性を認め合える世界」これからを生きる子どもたちに伝えたいメッセージがこの絵本には込められています。子どもに読み聞かせることも大事ですが、親に読んでもらいたい一冊ですね。親の価値観は子どもに大きな影響を与えます。「違いを認められる親でありたい」とあたらめて実感しました。

国旗の見方が変わります「そんなわけで国旗つくっちゃいました!図鑑」

本当におもしろいです、これ。さすがに幼児にはむずかしいかもしれませんが、イラストも多いので見ているだけでもおもしろい。そして、内容がまたおもしろい!

「なんでそんな国旗になったのか」そのエピソードが分かりやすく書かれています。国旗には興味はあるけど、どうやって誕生したのかまでは知らない人も多いのではないでしょうか。

「まさか~」と思う話などもあり、大人も夢中になってしまいます。正直、国旗にまったく興味がなかったわたし。でも、この本に出会って国旗のおもしろさを知りました。

【まとめ】絵本を通して旅をしよう。世界を知ることで、自分の世界が広がる!

旅は子どもの教育に大きな影響を与えてくれます。でも、「旅」といっても、いろいろな方法があるのではないでしょうか。実際に世界中を旅できたらすてきですが、現実的にはむずかしい。そんなとき、わたしは「本」を通して旅をしてきました!

それって、旅好きなわたしだけに限らないのではないでしょうか。

そこで、今日は「世界がもっと近くなる」「世界を旅した気分になれる」絵本を選んでみました。子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめるものを選んだつもりです。読めば、親子で「旅気分」を味わうことができるはず。

ぶあ
ぶあ

世界を知ることは自分を知ること。

世界を知ることで、自分の世界が広がる!

「絵本」を通して、世界一周もなかなか楽しいですよ。気になる絵本があれば、ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育コンサル・アドバイザー/WEBライター/チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現役時代には発信できなかった「教師の本音」、若い先生たちに伝えたい「ちょっとしたノウハウ」を伝授!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「子育て」「教育」が必要☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

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