クリスマス飾り、購入するのは簡単だけど、子どもと一緒に手作りしてみませんか。
「でも…クリスマス飾りって作るのが大変そう!」
「子どもが小さいからむずかしいんじゃないかな」
「材料を買いそろえるなら、買った方が安いし」
そんな風に思っている方、クリスマス飾りは家にある材料で簡単に作ることができます!
たしかに、今は100均でもかわいいクリスマス飾りがたくさん売っています。それを買って飾れば、簡単きれい!でも、手作りだからこそのよさもありますよ。今年は、手作りで「クリスマス工作」をしてみませんか。
今日は、子どもも簡単にできる「クリスマス工作」を7つ紹介します。手作りをするからこそのよさもお伝えするので、興味がある方は最後までおつきあいくださいね。
【はじめに】市販にはない「手作りクリスマス飾り」のよさとは…
市販のクリスマス飾り、そんなに高くなくかわいいものもいっぱいありますね。でも、手作りだからこそのよさがあるんです。わざわざ手作りするからこその「よさ」を、まずはお伝えします。
①指先をきたえられる
クリスマスに限ったことではありませんが、工作は指先をきたえることができます。特に、幼児の間にたくさん工作で遊んだ子は、遊びを通して指先をつかう機会が多くなります。それだけ、指先がきたえられるということです。
生活の中で指先を使った動きはたくさんありますね。ボタンをはめる、モノをつまむ、おはしを使う、えんぴつで書く、裁縫をするなど、生きていく上で大切な力です。
クリスマス工作は、他の工作と同じように、指先をきたえることにつながります。
②親子の時間ができる
「クリスマスの思い出ってなんだろう?」もちろん「サンタさんからのプレゼント」や「クリスマスのごちそう」「クリスマスパーティー」など、ひとそれぞれでしょう。でも、そこには何かしらの「温かい時間」が流れていませんか。
思い出には、記憶に残らなくても「大切な時間」があるように思います。
普段は忙しくて、なかなか家で工作ができない!という方も、クリスマスだけは親子の時間を作ってみてはいかがでしょう。特別なものを買わなくても、家にあるもので一緒に「クリスマス飾り」を作る。それが、子どもの中に「温かい時間」として残っていくのではないかなと思っています。
③クリスマスがもっと楽しみになる
子どもにとって、自分の作った飾りは特別なものです。その飾りが家の中に飾ってあるだけで「自分は大切にされている」という安心感を感じることも。さらに、クリスマスがもっと楽しみになることでしょう。
クリスマスは1年に一度。子どもたちにとっては、大きなイベントです。クリスマス工作でクリスマス気分が盛り上がること、間違いなしです!
では、実際に、おすすめのクリスマス工作を紹介していきます!幼児と簡単に作ることができるものだけを集めました。家にある材料を思い浮かべながら、できそうなものを探してみてくださいね。
クリスマス工作① まつぼっくりがたまったら「まつぼっくりリース」
【使うもの】
・リース土台(ダンボールを丸く切ったものでも可)
・まつぼっくり
・モールやリボン
・ボンドやグルーガン
【作り方】
①リース台になるものの上に、まつぼっくりや飾りになるものをつけていく。
②リボンやモールなどで巻き付ける。
③必要であれば、ひもや針金などでフックをつける。
リースの土台に好きなものをつけていくだけなので、幼い子でも簡単に作ることができます。まつぼっくりが入るだけで、一気にクリスマス感が増します。また、クリスマスカラーのリボンやモールなどをつければ、さらにクリスマス!
このリースは、つけるものを替えるだけで、お正月やハロウィンなどにもぴったり!リースの枠は100均でも購入できますが、わざわざ買わなくても、ダンボールをリース型に切ることで代用できますよ。
ダンボールで作る場合は、はじめにひもやリボンをつけておく方がいいです。飾りをつけた後だと、けっこうつけにくいので。
クリスマス工作② まつぼっくり一つでできる「まつぼっくりツリー」
【使うもの】
・まつぼっくり
・ビーズなどの飾り
・ボンド
・色をつける場合はスプレーやポスカなど
【作り方】
①まつぼっくりに色をつけたい場合は、スプレーやポスカなどで色をつける。
②色が乾いたら、飾りをボンドでつけていく。
③土台になるペットボトルキャップに色をつけたり、マスキングテープを貼ったりする。
④まつぼっくりを土台にボンドでつける。
まつぼっくりにビーズをつけるだけで、かわいいクリスマスツリーになります。まつぼっくりの色をそのまま活かしてもいいし、色をつけてもすてきです。家にわたがあれば、ちょっとつけるだけで、クリスマスツリーっぽくなります。
土台が必要なら、ペットボトルキャップがぴったり。もちろん、ダンボールを好きな形に切ったり、紙粘土などでしっかり土台を作ってもいいですね。
ペットボトルに色をぬったり、マスキングテープをつけたりするのが面倒な場合は、アルミホイルを巻くだけでもOK!
玄関やトイレ、出窓などにちょこんと飾るとかわいいです。
クリスマス工作③ フェルトを切って貼るだけ「クリスマス飾り」
【使うもの】
・フェルト
・裁ちばさみ
・ボンド
【作り方】
①作りたいものの下絵をフェルトに描く。
②下絵の上から裁ちばさみで切る。
③パーツをボンドでつける。
④飾るときに必要であれば、ひもをつける。
フェルトを切って貼るだけの簡単工作。フェルトの大きさは、お子さんの切りやすい大きさを選んであげてください。また、細かいパーツが必要な場合は、大人が切ってあげましょう。
ボンドで貼るだけでも、十分指先遊びになりますよ。ボンドをつかうときは、濡れたタオルを用意しておくと楽です。手がベトベトになることもあると思うので、すぐに拭けるようにしておくと◎!
大きめの作品は壁掛けに。小さいサイズはクリスマスツリーに飾ってもいいですね。また、裏に安全ピンをつけてバッチにしても、子どもは喜びますよ。
クリスマス工作④ 子どもが夢中になる切り絵で「クリスマス飾り」
【使うもの】
・クリスマスカラーの折り紙2色
・はさみ
・のり
・リボンやひも
【作り方】
①折り紙を四角や三角に数回折る。(折り紙の大きさに応じて回数は調整してください)
②折った折り紙の端っこを切り取る。
③何か所か切りとったら、折り紙を広げる。
④広げた切り絵を切っていない折り紙に貼る。
⑤ひもをつけて、完成!
切り絵のクリスマスバージョン!ひもをつけて、クリスマスツリーに飾ったり、何枚か長い日もにつるして壁にかけてもかわいいです。フォトフレームにいれたら、立派な作品に。折り紙の大きさや模様を工夫すれば、何通りも楽しめます。
クリスマス工作⑤ 折り紙の手裏剣で「クリスマスリース」
【使うもの】
・クリスマスカラーの折り紙2色(それぞれ4枚ずつ)
【作り方】
①折り紙をすべて同じ形に折る。
②1枚ずつ折ったものを組み合わせていく。
「折り紙 手裏剣」で検索して作ったのがはじまり。実は、これ、手裏剣なんです。娘と作っていて、クリスマスカラーで作ったらかわいかったのがきっかけ。手裏剣としても遊べるし、ひもをつけて飾ってもかわいい作品です。
クリスマス工作⑥ 紙コップを重ねて作る「クリスマスツリー」
【使うもの】
・紙コップ2~3個
・緑の絵の具
・丸いカラーシール
・ティッシュ1枚
【作り方】
①紙コップに色をつける。(絵の具じゃなくてもOK)
②紙コップのはじに切り目を入れていく。
③切り目を折り曲げる。
④2つの紙コップを重ねる。間にティッシュをはさむ。
⑤好きな色のシールを貼っていく。
切る場所も単純で、シールを貼るだけでできる簡単ツリー。シールがなかったら、折り紙を好きな形に切って貼ってもOK。
切って貼るのがむずかしい子には、断然シールがおすすめです。シールブームのお子さんは、喜んで貼ることでしょう!
木の部分は、ダンボールを折って三角柱を作ってもいいし、トイレットペーパーの芯でもいいですね。
味わいのある素朴なクリスマスツリーができますよ。
クリスマス工作⑦ 洗濯のりで手作り「癒しのスノードーム」
【使うもの】
・空きビン
・洗濯のり
・精製水
・ビーズやスノーパウダーなど
・クリスマスのオーナメント
・接着剤
【作り方】
①ビンの蓋に、クリスマスのオーナメントを接着する。
②ビンの中に、精製水と洗濯のりを7:3の割合で混ぜたものを入れる。
③ビーズやスノーパウダーを液体に入れる。
④オーナメントをつけた蓋を閉めて、完成!
以前、スノードームを紹介しましたが、そのクリスマスバージョンです。水で作って失敗したので(水が臭くなる)、精製水で作ることをおすすめします。見ているだけで癒されますよ。
【まとめ】工夫次第でアレンジ自由!手作りでクリスマスがもっと楽しくなる
家にあるもので、なるべく簡単にできるものを紹介してきました。家に材料がなくても、「他の物で代用できないかな」とお子さんと相談してみてください!もしかしたら、大人では思い浮かばないようなアイデアが出てくるかもしれませんよ。
できることを、できる範囲で!
大切なことは、親が無理をしないことです。時間がたくさんとれないのであれば、簡単なものを選んで短時間で作るのもよし。材料が限られていたら、家にあるもので創意工夫。親が無理していることは、子どもにも伝わるものです。親の負担にならない工作を選んで、めいいっぱいその「親子の時間」を楽しむことが大切です。
毎年やってくるクリスマスですが、今年のクリスマスは一度きり!子どもと一緒に過ごすクリスマスも、あと何年だろう…そんな風に考えると、過ごし方も変わってくるのではないでしょうか。
クリスマスがもっと楽しくなる「クリスマス工作」、親子でぜひ楽しんでください。
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