小学校に入学するまでに、たくさん指先を使った遊びを取り入れようと思っている方いますか?
我が子も決して器用なタイプではないので、なるべく指先を使うような遊びを…と思っています。
以前、紹介したものはこちら。
でも、実際「指先を使った遊び」といっても、ピンとこないという場合もあるのではないでしょうか。
・実際どんな遊びがなの?
・「指先を使った遊び」と検索するとたくさんの情報が出てきて、どれがいいのか分からない。
・いろいろ準備しないといけないのは面倒だし、ハードルが高い。
こんな疑問や悩みをもっている方、必見です!
指先を使った遊びには、ずばり「工作」がおすすめです。
そこで、今日は「指先を使った遊びにつながる工作」を紹介したいと思います。たくさんある「工作」の中でも、今回は「紙コップ」を使ったものを選んでみました。
紙コップさえあれば、かんたんにできるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
遊び① 紙コップで「 ブーメラン」
準備するもの
・紙コップ 2個
・はさみ
・セロハンテープ
・ペンやクレヨン、色えんぴつ など
作り方
① 紙コップを2つ重ねてテープでとめる。
② 紙コップの切る場所にえんぴつで印をつける。(線をかくときりやすい)
③ 紙コップの線の上をはさみで切る。8本切りこみを入れる。
④ 2つ重ねていた紙コップをはなす。
⑤ 紙コップに好きな絵や模様をかく。
⑥ 2つの紙コップの切りとった部分をセロハンテープでとめていく。
⑦ 完成! とばして遊ぼう☆
遊び② 紙コップで「 おしゃべり人形」
準備するもの
・紙コップ 1個
・はさみ
・セロハンテープ
・ペンやクレヨン、色えんぴつ など
作り方
① 紙コップの左右両側に、はさみで切り込みをいれる。
② 手足の部分に、はさみで切り込みをいれる。
③ 髪の毛の部分に、はさみで切り込みをいれる。
④ 顔や洋服などを描く。
⑤ 口の裏側(指を置く場所)にセロハンテープをはる。(滑り止めになります)
⑤ 完成! ぱくぱくおしゃべりさせて遊ぼう☆
遊び③ 紙コップで「パクパク動物」
準備するもの
・紙コップ 1個
・はさみ
・カッター
・画用紙や折り紙
・ペンやクレヨン、色えんぴつ など
作り方
① 紙コップの底にカッターで切り込みをいれる。
② 紙コップのまわりに画用紙をつけたり、ペンなどで色をぬったりする。
③ 耳をつけたり、目をかいたりする。
④ ぱくぱく食べるえさをつくる。
⑤ 完成! いろいろなものを食べさせて遊ぼう☆
遊び④ 紙コップ で「ぷかぷかボート」
準備するもの
・紙コップ 1個
・カッター
・はさみ
・セロハンテープ
・ビニールテープ
・油性ペン
作り方
① 紙コップの底の部分に、カッターで一本切り込みをいれる。
② その切り込みから、はさみを入れて、左右に切り込みをいれる。(紙コップのふちの部分だけ残します)
③ 半分に開いた状態で、セロハンテープで固定する。その上から、ビニールテープをつける。
④ 油性ペンで好きな絵や模様を描く。
⑤ 完成! 水に浮かべて遊ぼう☆
遊び⑤ 紙コップ で「おすわり宇宙人」
準備するもの
・紙コップ 1個
・はさみ
・ペンやクレヨン、色えんぴつ など
作り方
① 紙コップにななめに線をかく。紙コップのまわりを一周するように何本も。
② 線の上を、はさみで切る。
③ 顔をかいたり、模様をつけたりする。
④ 完成! おすわりさせて遊ぼう☆
子どもの想像力で遊びが進化!できばえよりも、工夫を大切にしよう。
はさみやカッターを使う部分は、必ず親がついているようにしましょう。むずかしいようならば、切る部分だけは親がやってもいいと思います。
でも、子どもができそうなことややりたがることは、できるだけ子どもに経験させてあげるといいですね。
自由に発展させて遊ぶ姿をみると、子どもの想像力ってすごいなぁと思います。中には「作っておしまい!」の作品もあるかもしれませんが、それもよし! 親が思い描いていたものとは違ったものになるのも、おもしろいです。「これを作る!」と大人が決めてしまうのではなく、自由に創作活動をさせてあげるといいと思います。それが、「想像力が育つ」ことにつながります。
気に入った遊びは、繰り返して遊んだり、「もっと作りたい!」と工夫し始めたりするでしょう。それが大事!
紙コップは、幼児から小学校低学年くらいまでの室内遊びに大活躍しますよ。他にもいろいろな工作があるので、機会があったらまた紹介したいと思います。
今回は「5歳児でもできるもの」「紙コップだけでできるもの」「かんたんにできるもの」「作業の中で指先をつかうもの」を厳選して5つ紹介しました。どれも簡単にできて指先遊びにもつながるので、やってみてくださいね。
ちなみに、今回紹介した工作は「かがくのとも185号 かみコップでつくろう 福音館書店」を参考に少しアレンジしたものです。こうやって読むだけでなく、実際に作る楽しみもあるので「かがくのとも」おすすめですよ。「かがくのとも」について興味がある方は、こちらもご覧ください。
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