暑さが厳しくなってきました。子どもと遊ぶのも、熱中症に気をつけながらで、なかなか外では遊べない。
気分だけでも涼しくなる遊びはないものか
と思っていたところ、100均で「水風船」を見つけました。なつかしの「水風船」。子どものとき、よく遊んだことを思い出し、思わず購入。
なつかしの「水風船」だったのですが、開けてみてびっくり!
わたしが知っている昭和の「水風船」とは違っていたんです。
今日は、昭和からかなり進化していた「水風船」についてお伝えします。昭和の「水風船」を知らない世代のみなさん、すでに最近の「水風船」で遊んでいる方には、まったくおもしろくない内容となっています。ごめんなさい。
昭和の「水風船」をなつかしく感じる方、最近ずっと「水風船」とは縁のない生活をしている方、最近の「水風船」すごいです。情報としては、あまり有益ではないかもしれませんが、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
【はじめに】昭和の「水風船」の思い出とは…
さて、ちょっと、なつかしの「水風船」を振り返ってみたいと思います。
昭和の「水風船」といえば・・・
風船を水道の蛇口にくっつけて、水を入れる。蛇口から気をつけて風船をはずす。このとき、失敗すると、せっかく風船に入れた水がバシャ~っと吹き出します。そうなると、またはじめからやり直し。
ようやく、蛇口からうまく風船を取り外すことができても、次の難関は、風船の口を結ぶこと。これまた、水が出ないように風船の口をグ~ンとのばしながら、結ばなくてはなりません。これが、むずかしい。うまく結べず、手から離れてしまえば、またまた風船から水がバシャ~っと吹き出します。また、はじめからやり直し。
これこそ「昭和の水風船」。まぁ、これが楽しかったりもしました。投げて遊ぶ前にすでにずぶ濡れになっていたり…なつかしいです。
それが、最近(もしかしたら、けっこう前から進化していたのかもしれませんが)の「水風船」を買ってみたら、ぜんぜん違っていたんです!驚きの進化をお伝えします。
進化① 蛇口にくっつけるのに苦労しない
あんなに苦労して、蛇口にぐりぐりくっつけていたというのに、くっつける必要がなくなっていました。
蛇口にとりつけるプラスチックの道具(アダプター)がついているんです。その先の細いところに風船の口をつけ、蛇口におさえつけるだけ。我が家の蛇口にはぴったりはまりませんでしたが、手でおさえれば、ちゃんと水が入っていきます。簡単すぎる。
さらに、風船をはずすときの、あの「バシャ~」もありません。進化②にも関係しているのですが、風船の中に、はじめから丸い小さなストッパーが入っているんです。水をいれると、自然と浮いてきて、それがふたをしてくれる。つまり、水を入れれば、勝手にストッパーが風船の口をふさいでくれる、すぐれもの。すごすぎる!
進化② 風船の口は、結ばなくていい
これまた、苦労して結んでいた風船の口。結ぶ必要がなくなっていました。
さきほど出てきた風船の中に入っているストッパーを、風船口にもってくるだけでOK。水がもれてきません。
なんて画期的なんだ!
ここまでくると、感動です。ひとりで風船の口を結べない幼児でも遊べるように、進化していました。必死に結んでいた昭和の子どもたちに教えてあげたい!これなら、水が噴き出すこともないので、室内でも水風船作りができそうです。
進化③ 繰り返し遊べて「エコ」
「水風船」の遊び方といえば、苦労して作った「水風船」を人にあてて、お互いびしょびしょになって遊ぶこと。でも、最近の「水風船」、注意書きを読んで驚いたのが「人や動物に向けて投げないでください」と書いてあります。
動物は分かるけど、人にあてちゃいけないって、じゃ~どうやって遊ぶんだ!?
って思ってしまうのは、わたしだけ? きっと、昭和から令和になるまでに、人にあててけがをしたとか、危ないことが起こったのかもしれませんね。
人にあてないのなら、どうやって遊ぶのかな。壁にあてて遊ぶとか、地面で割って遊ぶとか…うちの娘は、ビニールプールにうかべて遊んでいました。
そんな平和な遊び方もあるのか
と、新たな発見。
さて、進化した「水風船」ですが、結んでいない、ストッパーで口をふさいでいるだけのため、どこかにぶつかってストッパーがはずれれば、中の水が噴射するしくみ。つまり、風船が破れなくても、水が噴射するんです。破れないから、繰り返し水を入れれば遊べる。水風船も「エコ」に進化していました。
【まとめ】昭和の遊びも時代とともに進化していた!
なつかしの「水風船」が、びっくりするほど進化していた話。びっくりしたのは、わたしだけでしょうか。昭和世代の方なら、きっと分かってもらえるはず!
遊びも時代とともに進化するんですね。こうなると、他のなつかしの遊び道具も進化しているのではないか!とちょっと期待してしまいます。一方で、「便利になること、楽に遊べること」は、たしかにメリットも多いけれど、「不便だから、苦労したからこそ、楽しかった」こともあるのではないかなと思います。
100均で買える、なつかしの「水風船」、気になる方はぜひお子さんと遊んでみてください。あのぷにゅぷにゅした触感は、大人も癒されますよ~。
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