【ハンドメイド】大掃除に便利な「昭和のはたき」を手作り。使ってみて気づいた注意点とは。

生き方

「はたき」って知っていますか。

昭和の「はたき」って使ったことありますか。

もしかしたら「何それ!?」という世代もいるのかな。昭和の掃除用品としては欠かせないものでした。我が家にもずっとあったし、掃除機をかける前に「はたき」でほこりを落とすというのは、あたり前にようにやっていました。

でも、最近「はたき」って見かけないですよね。

ぶあ
ぶあ

手の届かないところのほこりを落とすのには便利なんだけどな

ということで、家にあるもので「はたき」を手作りしてみることにしました。すっごく簡単すぎるので、「はたき」がほしいけどわざわざ探すのも…という方は、ぜひ手作りしてみてくださいね。

「はたき」の材料

・いらなくなった布(着なくなった洋服)

・棒(うちでは竹の棒を使用)

・糸

・裁ちばさみ

これだけです。布はマスク作りで使ったシャツ(綿)の残りを使いました。でも、実際に使ってみると布から糸くずが出てきたので、シャツ素材はあまりおすすめできません。Tシャツ生地の方がよかったかも。

棒もわざわざ購入するのも…と思い、以前七夕用でもらってきた竹の棒のあまりを使うことにしました。長さはお好みで選んでください。わたしは、長さが欲しかったので、長いまま使っています。

どうしても棒がないという方は、100均の「釣り竿」として売られている棒の部分がぴったり。ダイソーで見かけたので、必要だったら探してみてください。

「はたき」の作り方

①布に裁ちばさみで切れ目を入れる。

②切れ目から手でビリ~っと破く。

③必要な数、布を破っていく。

④布をまとめて、だいたい真ん中の部分に棒の先をあてる。

⑤棒をくるむように布で包み、糸でクルクル固定する。

⑥布の向きをひっくり返して、再度糸で固定する。

⑦布の長さをそろえて、完成!

簡単です。裁縫が大の苦手なわたしでも、簡単にできました。針も使わないし、裁縫とはいわないか。

ポイントは、糸で2度固定するところ。1回だとスポっとぬけてしまうのですが、2回向きを変えて固定することで、パタパタはたいてもぬけ落ちません。

2度目の固定でこうなります

「はたき」の活用方法

実際に使ってみました。エアコンの上、冷蔵庫の上、天井の角など、普段手が届かず、なかなか掃除ができない部分に使ってみました。

ぶあ
ぶあ

使ってみると、やっぱり便利

階段上の天井って、ほぼ掃除ができなかったのが、長いはたきでパタパタできるようになりました。娘も喜んで使っています。

娘の使い方は、掃除だけじゃなく、魔女ごっこになったりしましたが…。

「はたき」を使ってみて気づいた注意点

ぶあ
ぶあ

こんなに便利なのに、なぜ使われなくなったのだろう

と思っていたところ、そのわけがわかることが起こりました。

なんと娘の鼻水とくしゃみが発生。熱はないので、いつもの鼻炎かもしれないと思い、小児科に連れていくと…。そこで診断されたのは「アレルギー」。

「アレルギー」の原因は…ふと思い当たることがありました。それが「はたき」。

「はたき」を喜んでかけていた娘。でも、マスクをせずに掃除していたのを思い出したんです。アレルギー体質の子は、ほこりでアレルギーを起こすこともあるので、注意が必要ですね。ちなみに、わたしはまったく症状は出ず。

昭和の「はたき」が使われなくなったわけは、アレルギーが原因ではないかという結論に達しました。小学校で教えていたころも、アレルギーの子が増えているなぁと感じていました。わたしが小学生のころは「ほこりアレルギー」とか「ハウスダスト」なんて言葉もなかったなぁ。時代とともに、昭和のはたきはニーズに合わなくなっていったのかもしれませんね。

最近では、「はたき」の代わりに「ほこりとり」を使っている家庭も多いのではないでしょうか。静電気を使ってほこりを付着するものや、使い捨てのものまで、種類も豊富。我が家も、以前はこれを使っていました。

でも、昔ながらの「はたき」も、使い勝手がいいんですよね。久しぶりに使ってみて実感。マスクを忘れずに(娘にマスクをさせることも忘れずに)、換気も忘れずに、手作り「はたき」を使っていきたいと思います。

【まとめ】使い方を気をつければ「はたき」も便利!大掃除にもぴったり

子どものころ、窓全開→昭和のはたき→掃除機で掃除をしていた我が家は、あまりほこりが気になりませんでした。

大人になって、静電気のほこりとりを「はたき」代わりに使ってきましたが、ほこりのたまりやすい天井近くのほこりは取りにくい。上のほこりがたまっているから、ほこりがなかなかなくならないのかもしれない。そこで、今回「はたき」作りをしてみたわけです。

昭和育ちのアナログ人間としては、「はたき」をかけることで「掃除している」感があります。実際に、簡単にほこりをはたけるので便利なのも確かです。

昭和の「はたき」、掃除用具の主流ではなくなりましたが、お店で売っていないわけではありません。売っているところもあります。

でも、家にあるもので作れば、好きな長さや好きな布でお気にい入りの「はたき」を作ることができます。自分にあったサイズで作れば、掃除も楽になります。好きな布で作れば「見せる収納」で使いたいときにすぐに使えて便利です。

マスクと換気を忘れずに、今年は手作り「はたき」で大掃除ができそうです。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育コンサル・アドバイザー/WEBライター/チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現役時代には発信できなかった「教師の本音」、若い先生たちに伝えたい「ちょっとしたノウハウ」を伝授!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「子育て」「教育」が必要☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

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