2021年4月に無事に娘は、入学しました。
これから、ランドセル選びをする方の参考になればと思います。以下、2020年に書いたものです。
いやぁ…ランドセル選び、けっこう時間がかかりました…
今年、年長の娘がいる我が家。ランドセル選びは例年GW頃からはじめると言われていましたが、今年はちょっと違いましたね。我が家では、6月頃からちらちらパンフレットを取り寄せたりしていました。
パンフレットを見ても、実際に背負ってみないことには…と、何度か近くの大型スーパーに足を運んだりしたんですが、なかなか決まらない。焦ることもないかと、そのままランドセルのことをすっかり忘れていた先日。久しぶりに以前行った大型スーパーのランドセルコーナーに行ってみると…
あんなにたくさんあったランドセルが、少なくなっている!
ランドセル売り場も明らかに縮小…これは出遅れた!?
わたし個人としては、ランドセルにこだわりもなく、シンプルなものであればいいと思っています。ただ、娘はこだわりの強いタイプ。いやなものだったら、絶対受け入れない頑ななところがあります。
「なんでもいいよ~」というタイプのお子さんなら、ここで焦ることもないと思うのですが。こだわりのある娘をもつ母、ちょっと焦りました。
そこで、再びランドセル選びを本格化することに!この数か月、数あるランドセルを見て、触って、背負って、ようやく決めたランドセル。その決め手となったのは、「子どもの好みと親の願い」でした。今日は、教員時代の経験もふまえて「ランドセル選びの決め手となった3つのポイント」をお伝えしたいと思います。
これから、ランドセル選びをする年長さんママ、数年後ランドセル選びが待ち受けている方、少しは参考になるかもしれません。すでに「ランドセル選び完了!」という方は、「そんな選び方もあるのね」と読み流してくださいね。
ポイント① 子どもが「好きな色」を選ぶ
6年間使うものだから、派手な色はちょっと…選んだらどうしよう…と思っていた昭和のわたし。
でも、結局、うちの娘は「赤」を選びました。「赤」に至るまで、「紫」だったり「水色」だったり「紺」だったりしましたが、結局一番はじめに「赤がいい!」といっていただけあって、「赤」に戻りました。
ランドセルといえば「赤」。それって昭和のわたしの時代ですけど…。
こんなにカラフルなのに、あえて「赤」なんだぁ。
わたしなら「紺」か「ブラウン」がいいなぁ~。
など、いろいろ思うところはありますが、娘のランドセルだから娘が選んだ色が一番!色は、娘の希望を最優先させました。親の希望を押し付けてしまうと、我が子の場合あとあと面倒なことが想像できるので。
色が決まれば、その「色」のランドセルだけを探せばいい。ここで、選択肢がある程度減ります。
ポイント② 子どもが背負って一番フィットしたメーカーを!
「色」が決まったので、次にメーカーを決めていきます。これは、カタログでは分からないですね。いくつかのランドセルメーカーのカタログを取り寄せましたが、背負った感覚はその子によって違ってくるものだと思います。
ランドセルを製造・販売しているメーカーもいっぱいあって悩むところ。そこで、我が家は家の近くの大型スーパー2店で実際に背負えるメーカーに厳選しました。ランドセル選びを始めて、2回ずつ足を運びました。
見た目はどれも同じように見えるランドセルですが、背負った感覚は違うようです。娘はそんな違いに敏感なタイプなのかも…。
「これは、ちょっと肩が痛い」
「これは、ふわっとした感じで軽い」
「これは、まぁまぁいい」
まぁ5歳児の表現なので曖昧ですが、それでも選ぶ参考になります。「痛い」といったものは除外。「まぁまぁいい」や「いい」感じだったメーカーを候補として残しました。
ポイント③ 親の願い「小柄な娘には軽さ&容量」は絶対条件!
ここでようやく、親の願いを伝えるとき。
いろいろなランドセルを見て、触ってきましたが、ランドセルを我が子が使うことを想像したときに思い出したことがあったんです。
それが、教員時代に見た子どもたちの姿や声でした。
〇 ランドセルが重くて、ランドセルを途中で置いてきちゃった!
〇 長期休み前の持ち帰り荷物。ランドセルにお道具箱が入る子がいた!
〇 月曜日と金曜日、荷物が多い日に分かる「ランドセルの大きさ」の違い。
〇 ランドセルにギューギューに詰め込み「閉まらな~い」と助けを求める。
〇 ランドセルはけっこう雑に扱われている。
これらを思い出すと、ランドセルに求められることは
①丈夫であること
②軽いこと
③たくさん入ること
これに尽きると思います。
ランドセルに荷物がたくさん入れば、手荷物が減ります。特に、低学年のうちは、手荷物があると転んだときにけがをしたり、手荷物をどこかに忘れてきたりすることが多いです。ランドセルに入れば、手は空くので安全だし、荷物の置忘れも防げる!
ランドセルにお道具箱を入れて帰った子がいたんですが、「画期的!」と驚きました。子どもたちの注目の的でもありましたね。重いお道具箱がランドセルに入って、手ぶらで帰ったんですから!
荷物が多いと、それだけで学校に行く足も重くなる子もいることでしょう。学校まで遠い子、体が小さい子は、なおさらです。我が子は、体も小さく、学校までも遠い…
やっぱり、ランドセルの「軽さ&大きさ」は大切だ!
それから「丈夫さ」ですが、どんなに大切に使っていても金具が外れることはあるし、転んでしまうなど思わぬ出来事に遭遇することはあります。そこで6年間保証があるかどうかをチェック。6年間保証がついているものを選ぶことにしました。
【まとめ】この3つのポイントを満たしたランドセルを無事に購入!
あんなに、なかなか決まらなかったランドセル選びでしたが、「買うぞ!」と本格的にランドセル探しを始めると、意外とあっさり決まりました。
3つのポイントで1つにしぼれることもあれば、それでも候補がいくつか残る場合もあると思います。我が子も、上の3つのポイントで3つまでしぼりました。
あとは最終的に、お店で背負わせてもらって決定!
結果、娘が納得したものを購入できたので、よかったと思っています。女の子の場合、刺繍やかぶせ鋲などのデザインで選ぶこともあると思います。うちの娘も、見た目で気に入ったものが、実際に背負ったら重かったので、あきらめました。
見た目重視で選ぶということもできますね。でも、我が子の場合、重いランドセルや容量の少ないランドセルだと、入学後に娘が苦労するのが想像できました。
そこで、親の願い「軽くてたくさん入るものを」をしっかり伝えました。「親が大切にしたいこと」があるのであれば、そこはきちんと伝えた方がいいと思います。
子どもの希望と親の願い。お互いに納得できるランドセル選びが大事!
まぁ毎日使い始めたら、「あれ?」と思うようなことや意外とこだわらなくてよかったことなどがでてくるのかもしれませんが…。こだわりのある我が子には、「納得」は大事なステップなんです。
とにかく「安さ」を重視するなら、型落ちランドセルもおすすめです。1年前のものならA4サイズ対応だし、デザインも色も似たようなものが多い。大型スーパーのランドセルコーナーにも、型落ちランドセルが出ていました。価格もかなり安くてびっくり。ネットと違って、実際に背負うこともできるので、気に入れば選択肢のひとつになるのではないでしょうか。
たくさんありすぎて悩むランドセル市場。赤と黒の時代はとっくに終わったんですね。迷えるラン活ママのために「ランドセル選びのチェック項目」なども出ていますが、項目がありすぎてこれまた大変!
そんな方は、ぜひ「この3つのポイント」を参考にしてみてください。ただ、「ポイント③親の願い」は、それぞれのご家庭で大事にしたいものは違うと思うので、自由に差し替えてみてくださいね。すてきなランドセルが見つかりますように。
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