脱ジェンダーは子どもから!ジェンダーレスは身近なものでも始まっている

グローバル子育て

日本も少しずつジェンダーレスの社会になろうとしています。子どものころから「男だから」「女だから」と育った昭和時代と比べると、ずいぶん変わってきました。

わたしは、海外生活中に、いろいろな人がいることを知り、出会い、一緒に働く中で、価値観が大きく変わりました。だからこそ、自分の子どもには「男だから」「女だから」といった固定観念を植え付けないように気をつけています。

ぶあ
ぶあ

子どもの心はバリアフリー。

子どもの心に、枠を作っているのは、わたしたち大人。

これは、教育にたずさわって、たくさんの子どもたちを見てきて実感したことです。

まだまだ海外に比べたら、生きづらさを感じている方もいることでしょう。でも、日本の中で始まっている「脱ジェンダーの変化」は、身近なものからも感じ取ることができます。

もしかしたら、普段はまったく考えることがない「ジェンダーレス」について、少しでも考えるきっかけにしていただけたらと思います。特に、昭和アナログ世代のみなさん、意外なところで脱ジェンダーは始まっています。

そこで、今日は、身近なものから始まっている「ジェンダーレス」を紹介したいと思います。普段意識していないものや意識していないことがあるかもしれません。これをきっかけに、ジェンダーについて考えていただけたらうれしいです。

身近なジェンダーレス① 子どものときに遊んでいた「バービー」も多様化していた!

バービー人形が大好きだったわたし。小学生のとき、よく幼なじみとバービー人形を持ち寄り遊んでいました。着せ替えしたり、ごっこ遊びをしたり、あきずによく遊んだものです。

そんな思い出のバービー人形。最近では、多様性(性別、人種、職業、体型など)を表現しているバービー人形がいるって知っていますか?

昭和のバービーは、細見でブロンドヘアの美しい女性(ケンは男性ですが)というイメージが強かったですよね。それが、今では、肌の色も体型もさまざまなバービー人形が販売されています。車いすに乗ったバービーや義足のバービーなども。

さらに、髪の毛をショートからロングへ切り替えられるウィッグや、ユニセックスの洋服や小物などがセットとなったジェンダーニュートラルなキットもあるそうです。

子どもたちが「男の子はこうあるべき」「女の子はこうあるべき」といった既成概念の枠にとらわれず、自由に性別を変更し、カスタマイズして、好きなようにファッションを楽しめる玩具を目指しているというマテル社。創業当初からのブランドメッセージ「You Can Be Anything(何にだってなれる)」というのもすてきですね。

多様性の社会を反映したバービー人形。子どものときから、そんなバービーで遊んだ子どもたちは、「多様性はあたり前」としてとらえることができるのかもしれません。

身近なジェンダーレス② おもちゃの「男の子向け」「女の子向け」という枠がなくなりつつある

レゴや電車、車系は男の子というイメージが、昭和にはありました。

でも、最近では、レゴもお城や動物など男女関係なく選ぶことができるシリーズが出ていますね。工具系のおもちゃは、女の子向けにかわいらしいデザインのものも販売されるようになりました。また、ジェンダーに関係なく遊べるように、シンプルなデザインのものもあり、おもちゃのジェンダーレス化をはっきり感じることができます。

実は、うちの娘は、レゴも電車も車も大好き。ピタゴラスイッチや工具系のおもちゃもよく遊びます。クリスマスプレゼントに「ねじハピ」をお願いしていました。(昭和でいえば、男の子向けのおもちゃが好みのよう…)

娘の場合、おもちゃの多くが、おさがりでいただいたものなのもよかったのかもしれません。レゴ、電車、トミカ、ピタゴラス系など、すべておさがりで譲り受けたおもちゃたち。ありがたいことです。それに親が買い与えたものだと、どうしても親の好みが入ってしまいますよね。自分が遊んだおもちゃを基準に選んでしまいそうだし。親の「男の子だから」「女の子だから」が影響しそうな気がします。

今は、子どもが興味があるもので自由に遊べる時代。男の子だからぬいぐるみで遊んだらダメなこともないし、お化粧遊びをしてもいいと思うんです。女の子でも、トミカを集めたり電車にはまったりしてもいい。

もともと、子どもの興味はジェンダーレスなはず。それをそのまま遊びにつなげていけばいいんだと思います。子どもの興味は「いっとき」のことが多いです。でも、その「いっとき」の興味を大切にできるかできないかで、その後の子どもの成長は変わっていくのだと思います。

身近なジェンダーレス③ ランドセルはカラフルに!好きな色を選べるようになっていた

男の子は黒、女の子は赤、選択の余地がなかった昭和の小学生のランドセル。

今や、びっくりするほどカラフルで、かわいい刺繍や模様がついています!ランドセルも様変わりしました。最近では、女の子向けに紺色のランドセルが出ていて

ぶあ
ぶあ

わたしが子どもだったら、絶対これがほしい~!

うらやましい限りです。

それでも、多くのランドセルメーカーのカタログには、まだ「男の子用」「女の子用」と分けて掲載されています。中には、男女分けることなくカラフルなランドセルから好きな色を選べたり、オーダーメイドで好きな色、飾りまで自分好みにアレンジできたりするので、選択の幅が広がっていることは確かです。

いずれ男女関係なく、刺繍やキラキラ好きな子はそれを、シンプルなものが好きな子はそれを、選べる時代になっていくことでしょう。カタログの「男の子用」「女の子用」の表示もなくなる日が近いかも。ランドセル業界の脱ジェンダーは、今後も更新されていくに違いありません。

身近なジェンダーレス④ 習い事もジェンダーレスに。やりたいことができる時代に

サッカー少女、野球少女、ラクビー少女など、ずいぶん習い事もジェンダーレスになっていると感じます。ピアノを習う男の子も増えています。子どもが「やってみたい」と思うことが「できる」時代になったといえます。

ぶあ
ぶあ

わたしが小学生だったころは、野球は「男の子」、ピアノは「女の子」ぐらいしか習い事もなかったような。習字やそろばんは男女関係ない習い事だったかな。

スポーツの世界は、成長するにつれて、体のつくりや体力面などからすべてがジェンダーレスというのはむずかしいかもしれません。でも、実際、そこに挑戦しようとしているスポーツ選手もいますね!

小学生くらいまでなら、男女関係なくスポーツの習い事ができるようになってきています。担任していたときには、男の子の中に混ざって活躍しているサッカー女子やラクビー女子が、けっこういました。

大変なこともあるかもしれませんが、「女だから」「男だから」というのは子どもにとっては大きな問題ではない。それを「女だから」「男だから」「大変だろうから」と枠で区切っているのは、わたしたち大人なのだと思います。

子どもが「やってみたい」というものを「どうせ無理だろう」「それは男の子ばかりでしょ」「男の子が習うのはちょっと…」と親の先入観で止めるのはどうかな…と思います。

やってみたら続かないこともあるかもしれません。でも、それはやってみたからこそ、分かったこと。無駄なことはありません。

身近なジェンダーレス⑤ 「スカートは女の子」はもう古い!選べる制服

制服が選べる時代になりました。中学、高校と制服でしたが、昔は「女の子はスカートがあたり前」だったし、わたしもそれを何とも思っていませんでした。でも、仲のよい友人の中に、小学校卒業するまでスカートをはいたことがない子がいたんです。その子が、中学校の制服(スカート)をすごく嫌がっていたのは、はっきり覚えています。

制服に抵抗がある人も多いと聞きます。そんな中で、選べる制服はとてもいい!ですね。

そして、大事なのは、誰が何を選んだとしても受け入れる「一人ひとりの意識」ではないでしょうか。他の人と違ったものを選んだら白い目で見られるようなことがあってはいけないと思うんです。選択できることはすばらしいこと。でも、それが本当にすばらしいものになるためには、その選択を認め合える社会であるかどうかが大事なのではないかと思います。

【まとめ】自分が好きなものを「好き」といえる社会になるには…

日本も少しずつ変わってきています。でも、まだ自分と違う人、周りと違う人への差別や偏見はあるように感じます。「いろいろな人がいることがあたり前になる」には、一人ひとりの意識が変わることが大切です。

もともと、子どもの心はバリアフリー。どんな人でも受け入れることができるはず。その心に大人が勝手にバリアを作ってしまうことがないように、言葉遣い、言葉かけに気をつけたいですね。

これから先、「自分」を表現することが「生き方」につながっていく時代になるかもしれません。そんな時代を生きていく子どもたちが、ジェンダーに関係なく、好きなものを「好き」と表現できるために、大人は何をすればいいのだろう。

身近な人と気軽にそんな話をしてみると、「今やるべきこと」が見えてくるかもしれませんね。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育アドバイザー/WEBライター/元小学校教員×チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現在、フリースクールを構想中!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「頑張らない子育て」を実践☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

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