【保育園選び】見落としがちな7つのポイント!入園後に気づいた、意外と大事だったこと。

保育園
広告

保育園にお世話になって4年が過ぎました。4年前、保育園見学に行き、保育園に入れるのかドキドキしたことを思い出します。

初めての保育園選びで、分からないこともたくさんあるし、何を基準に選べばいいのか不安もありました。保育園選びのポイントをまとめたものは、こちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

でも、これだけではなかったんです。保育園入園後に「実はこれってけっこう大事かも」と思うことに気づきました。今日は、入園後、保育園に預けはじめてから感じた「これって意外と大事だった!」ということをお伝えしたいと思います。これから保育園を選ぶ方の参考になればと思います。

意外と大事だったこと① 園内の広さ

保育園の見学をしていたとき、気になっていたのは「園庭があるかないか」でした。

園庭があれば、思いっきり体を動かすことができ、子どもの心身の発達には欠かせない!と思っていたんです。もちろん、園庭がないよりはあった方がいいと思います。でも、近くに大きな公園がある場合もありますよね。我が子の保育園にも園庭はありますが、けっこうお散歩で近くの公園に出かけることも多いようです。つまり、近くに公園があれば、園庭の代わりになるわけです。

それよりも、「園の広さ」ってけっこう大事。これは、保育園に入ってから気づいたことです。

雨の日が続いたとき、どうしても室内で過ごす時間が増えますよね。そんなとき、園の中で体を動かす場所があるかないかで、ずいぶん子どもの気分が違ってきます。保育園の中にホールのような場所があるところもあれば、すべて小部屋で仕切られているところも。

大きなホールがあれば、そこで体を動かしたり、リズム遊びをしたりすることができるわけです。

ぶあ
ぶあ

ホールのような広い空間って、意外と大事!

園の中に広い空間があるかどうかは、園で過ごす時間が長い保育園児にとっては、けっこう大事なことだと思いますよ。

意外と大事だったこと② 先生たちの配置

保育園見学では「先生たちの表情や服装を観察するといい」とお伝えしました。それは、保育園に入ってからも「観察しておいてよかったな」と感じることが多いです。我が子の保育園の先生たちは、みんなジャージとTシャツ姿。それにはちゃんとわけがあるんです。

たとえば、子どもたちが鼻血を出そうがよだれをたらそうが、子どもの近くに寄り添える服。子どもと一緒に泥だらけになって遊んでくれる服。子どもがどんな突拍子のない行動をしても対応できる服。

だということ。あたらめて、服装も大事だと感じています。そして、もちろん表情も!

入園後に大事だなと感じたことに「先生たちの配置」があります。他の保育園の配置までは確認していないので、比較できないのですが…。我が子の保育園では、担任の先生以外にフリーの先生がいるんです。

これは、人見知りだった我が子には、本当に助かりました。必要に応じて、クラスをまたいでサポートしてくれる「みんなの先生」。この「みんなの先生」の存在のおかげで、我が子はなんとか集団生活に慣れ、自信をつけ成長することができていると感じています。

お子さんのことで心配がある方は、保育園選びのときに「先生たちの配置」について、質問しておくのもいいかもしれません。フリーの先生がいるというだけで、少し安心できると思います。

意外と大事だったこと③ 園の方針

ぶあ
ぶあ

園の方針っていわれても…むずかしそう

見学にいったときに、いろいろ説明してくれる園もありましたが、はっきりいって違いがよく分からなかったわたし。そこでおすすめなのが、直接先生とお話すること。園長先生でも、事務の先生でもいいので、質問したり不安に思っていることを相談したりすると、「園の方針」が見えてきたりするもの。

「園の方針」ってどこも似たり寄ったりじゃないの?

って思う方もいらっしゃると思います。わたしも、そう思っていました。でも、実際に保育園に入ってみると、気づいたんです。「園の方針」の重要なことを。

「園の方針」が「子どものため」であること。親ありきではなく、子どもありきかどうか。ビジネスではなく、教育現場であるかどうか。

そこがぶれない保育園なら、日々の保育も、行事も、緊急時の対応も、「子ども」のためによい方法を選んでくれます。それが「安心して子どもをあずける」ことにもつながります。

意外と大事だったこと④ 外部講師による活動

わたし自身、保育園にそんなに多くのことを求めていませんでした。子どもが安心して通えること、集団生活で切磋琢磨しながら成長できれば…と願ってはいましたが、それ以上のことはあまり…。

ところが、保育園生活が始まってから、娘に変化があらわれました。

外部講師の先生との時間をとても楽しみにするようになったんです。なかなか習い事に行く時間もない中、保育中に外部講師の先生が来て指導してくださることは、とてもありがたいこと。

英語、体操、造形と月数回であっても、娘にとっては刺激的な時間となっているようです。特に、体操は園児向けに分かりやすい表現での指導で、勉強になります。造形はとっても楽しいらしく、「小学校に入ったら、造形教室に行きたい!」と言っているほどです。

働きながら、習い事はちょっと…という方、保育園の活動がその代わりになってくれるかもしれません。

意外と大事だったこと⑤ 避難訓練

どこの保育園でも行っているとは思うんですが、川沿いや海の近くの保育園にあずけるのであれば、避難訓練の様子や避難場所についても確認しておくと安心です。

ちなみに、わたしも保育園見学のときに、避難訓練や避難場所について、すべての園で質問しました。職場からすぐにお迎えに行くことができない場合もあると思うので、もしものときのために確認しておくといいと思います。

その対応策からも、「安心してあずけられる場所かどうか」見極めることができますよ。

しっかり園で避難訓練を行っていると、日頃からの防災意識にも違いが出てきます。

意外と大事だったこと⑥ 行事の日

仕事をしていると、職種によって仕事をなかなかお休みできないという方もいるのではないでしょうか。保育園の行事が平日に行われるのか、休日なのか。職場に復帰してから、改めて大事だということに気づきました。

中には、親がお手伝いしなくてはならない行事がある保育園もあります。平日、何度も仕事を休むことができない方にとっては、行事の日程やその他親が参加するものなども、確認しておくといいと思います。

幸い、我が子の保育園では、大きな行事はほぼ土曜日。平日の行事は夫が仕事を休んで参加しました。これだけでも、けっこう大変だった我が家。「もし、違う保育園を選んでいたら…」と思うと、ぞっとしたりもします。

仕事が休みにくい方にとっては、自分が思っている以上に負担がかかるもの。平日でも休める方はそんなに心配することもないと思いますが、休みにくいお仕事の方は、ぜひ行事を確認しておきましょう。

意外と大事だったこと⑦ 園指定のもの&手作りのもの

保育園によって、大きな違いがあるものの一つがこれ。園指定のものや手作りしないといけないものです。

園指定のものが多ければ、それを購入するだけなので手間は省けます。ただ、他の代用がきかないので、出費がかさむことも。手作りのものが多ければ、手間がかかります。裁縫が得意な方はいいですが、わたしのように苦手な方にとっては苦行でしかありません。

どのくらいの割合ならほどよいか、家計&力量と相談して決めるのが〇!

うちは、園指定のものは体操着や文房具くらいですが、それでも成長期の子ども、体操着は毎年大き目を買ってもサイズアウト。同じようなもので安いものはたくさんあるけれど、園指定のものはなぜか安くはない…。出費につながります。でも、園指定の制服やカバン、うわばきまで購入というところもあったので、それに比べたら安くすんでいる方かと。

手作りのものは、裁縫が得意な叔母にお願いし、入園前に作ってもらいました。予備はないので、ひたすら乾燥機にすがり、乗り越えています。入園後、一度だけ追加で作るものがありましたが、それ以外は入園時のみ。楽です。って、わたしが作ったわけじゃないんだけど…

それぞれの状況に応じて、ストレスを最小限におさえる方が得策です。はじめは「できそう」「大丈夫」でも、のちのち積み重なっていくと「大変」になることも。「どこまでならOKかな」と考えながら選ぶと失敗しないのではないでしょうか。

【まとめ】入ってみないと分からないことも多い!気になる方は事前に確認しておこう。

4年前、何を質問するのかもよく分からず、どこを見学したらいいのかも曖昧のまま、保育園探しをはじめたわたし。でも、数多く見学していくと、見えてくるものがありました。また、教員の経験も活かされたのかもしれません。

以前お伝えした「見学ポイント」は、たぶん…役に立つと思います。

ただ、見学のときには気づかなかったけれど、入園後、意外と大事だったことに気づいたこともありました。それが、今日お伝えしたことです。

今日お伝えした「意外と大事だったこと」は、あくまで、わたしにとって、我が子にとって大事だったこと。「そんなの気にしな~い」という方は気にしなくて大丈夫です。自分の「直観」を信じて、保育園選びをしてくださいね。

もし「あ、そこ気になるかも…」と思うことがあったら、ぜひ見学のときに、または電話などでも、事前に確認しておくことをおすすめします!

「こんなこと聞いていいのかな」「見学のあとに電話したらしつこいかな」なんて、思うことはありません。保育園の園長先生も言っていましたが、保育園を決めるのは自治体。園が「この人がいい」と選ぶことはできません。保育園にいい印象を与えようとしなくても、大丈夫だということです。(もちろん、悪い印象を与えていいというわけではありませんよ)

保育園の先生たちは、保育のプロ。気になることを相談したときの対応で、保育園の「園の方針」が見られるかもしれません。

見学にいった4年前、今、お世話になっている保育園の当時の園長先生が「縁があれば、また会いましょう」とおっしゃっていました。そして、縁があって、今、お世話になっています。

ぶあ
ぶあ

これから保育園デビューされる方に、すばらしいご縁がありますように。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育コンサル・アドバイザー/WEBライター/チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現役時代には発信できなかった「教師の本音」、若い先生たちに伝えたい「ちょっとしたノウハウ」を伝授!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「子育て」「教育」が必要☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

ぶあをフォローする
保育園
広告
ぶあをフォローする

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました