もしものときに備えよう!簡単にできる子どもといっしょに「おうち防災訓練」

健康・安全

突然ですが、家で避難訓練ってしていますか。

ここ数年、水害のニュースを見るたびに、地震だけじゃなく日頃なら備えていることの大切さを実感しています。東日本大震災以降、我が家でも「防災リュック」を用意するようになりました。

子どもの成長に合わせて中身を見直したり、非常食の賞味期限を確認したりしてきました。でも、実は家で「避難訓練」は行ったことがありませんでした。

今日は、実際に親子で「避難訓練」をやってみた体験談と我が家で行っている「防災対策」を紹介したいと思います。テレビなどで紹介されているような本格的な防災対策ではありませんが、簡単にできるものなので、まだ何も備えていない方はぜひ参考にしてみてください。

【体験談】親子で「避難訓練」をやってみた!

娘の保育園では、定期的に避難訓練を行っています。保育園で避難訓練があった日には、家でも「今日、避難訓練をやってね。みんなで防災頭巾かぶったんだよ」と話しています。

今までは、まだまだ小さいから…と、娘の防災リュックを用意していなかったのですが、ある日、防災リュックの確認をしていると、「これは何に使うの?」と興味津々な娘。

保育園でもけっこう重いリュックを運んでいるので、そろそろ自分用の防災リュックを持たせてもいいのではないかと考えました。

①子ども用の防災リュックを用意する

子どもだけで避難することはあまり考えられませんが、それでも「もしも」に備えることは大切。

そこで、必要最低限の防災用品を子ども用のリュックに入れることにしました。娘と一つ一つ使い方を確認しながら入れていきます。水、ちょっとした食べ物、トイレ、衛生用品、防寒用シート、マスクなど、本当に絶対必要だと思われるものだけを厳選しました。

そして、リュックの外側に、ライトと笛が一緒になっているキーホルダーをつけて完成。笛はどんなときに吹くのかも伝えます。吹く練習はわざわざしなくても、子どもは吹きたがります。

置いておく場所も決めておきます。玄関近くに置き場所を決めました。子ども用のヘルメットは、自転車用のヘルメットを兼用することにしました。

②【地震編】実際に避難訓練をしてみる

まずは、地震を想定してやってみます。1階にいる場合、2階にいる場合、トイレやお風呂に入っている場合、一度に行うのは大変なので、定期的に場所を変えてやってみるといいと思います。

お風呂に入っている場合などは、実際にお風呂に入っているときに「今、地震が起きたらどうする?」と一緒に考えるだけでもOK。想定してみる、考えてみることが大事だと思います。

娘は、保育園で「頭を守る」ことを学んでいるので、すぐに頭を隠して「ダンゴムシ」のポーズに。「ダンゴムシ」のポーズは、小学校でも教えていました。近くに机など潜って頭を守れるような場所があればいいのですが、ない場合は上に危険な物がないかだけ確認してダンゴムシのポーズをとります。近くに本やカバンなどがあれば、それで頭を隠します

揺れが止まったら、防災リュックを背負い、ヘルメットをかぶって、靴をはきます。ここまですばやくできるように。外に出たら、とりあえず訓練終了。防災リュックを背負って、散歩してみるのもいいかなと思いました。涼しい季節になったら、やってみたいと思います。

防災リュックに何を入れていいのか分からない方は、セットを購入するのもありです。うちも、1つ目防災セットを購入しました。1つあれば、何が必要なのか分かるし、同じようなものを100均で探すこともできます。足りないものがあれば、防災セットにプラスしていくのも楽ですよ。

③【火災編】実際に避難訓練をやってみる

家の中で火災が起こる場所を想像します。家では、キッチンですね。お風呂でガスも使っていますが、家庭で一番火災が起こる場所といえばキッチンでしょう。もし、キッチンから火が出てしまったらを想定して行います。

消火器で消せるのなら消す。幼児が消火器を使うのは難しいですが、消火器の場所を一緒に確認しておくことは大切です。火が消えない場合、とりあえず窓とドアを全部閉めて、外に避難する。

リュックを持てるようなら持って出る。持てなかったら、そのまま出ることを伝えます。荷物をもっていくことよりも、外に逃げることの方が大事なことを伝えます。

④【不審者編】実際に対応方法を考える

来年、小学校に入学する娘。ひとりで登下校することを考えると、ある程度不審者に備えておくことも必要だと思っています。保育園でも不審者訓練を行っていることを知り、家では「いろいろな人がいること」を教えることにしました。

あまり立て続けに話してしまうと、慎重な我が子は怖がってしまうことも考えられます。そこで、長期戦でちょこちょこと話す機会を作るようにしています。たとえば、「学校の帰りに知らない人に声をかけられたらどうする?」とか「スーパーでトイレに誘われたらどうする?」とか。

本当はこんな風に「人を疑うこと」を教えたくはない…。でも、いつの間にか、身近なところに子どもを傷つける人がいる社会になってしまいました。子どもの命、子どもの心と体を守るためにも、教えなくてはいけない大事なこと。どうやって教えていくかは、まだまだ模索中です。

もしもに備える。家の「防災対策」

では、次に我が家で行っている「防災対策」を紹介します。難しいことはできないタイプなので、「できることだけをなるべく簡単に!」がコンセプトです。

①背の高い家具は置かない

我が家の家具はすべて背の低いものばかり。これは「防災対策」もありますが、天井が高くない家の構造も関係しています。天井が高ければ、背の高い家具でも圧迫感はありません。でも、我が家は残念ながら、天井が高くはない。そこで、すべての家具を低めのものでそろえています。収納スペースがその分減るんですが、モノを増やさないことにもつながるので一石二鳥!

ただ、冷蔵庫だけは大きい。そこには、突っ張り棒を使っています。

地震が起きたときに、倒れてくるものは少ないはず。ただ、地震でモノが飛んでくるという話も聞いたので、それぞれの家具の下、飛んで来たら危ないものの下には、耐震マットを置いて固定しています。

②導線を考えて、持ち出しリュックとヘルメットを置く

持ち出しリュックとヘルメットの置き場、実はいろいろ変えてみたんです。

はじめは、2階の寝室に置いていたんですが、1階にいるときに避難しなくてはならなくなったらけっこう面倒。わざわざ2階にリュックとヘルメットを取りに行くのは、時間のロスになります。

玄関置きにしたこともあったんですが、けっこう場所をとってじゃま。そこで、玄関近くにリュック置き場を作りました。ヘルメットは、2階の寝室には防災用ヘルメットをそのまま置いています。1階の玄関には、バイク用のヘルメットが置いてあるので、それをそのまま防災兼用にすることに。

避難するときの導線を考えながら、どこに置くといいのかを試行錯誤してみるといいと思いますよ。

③防災リュックはいくつかに分けて置く

防災用品は分けて保管しておいた方がいいって言いますよね。そこで、我が家も防災リュックをいくつか用意しています。1つは、玄関近くにある持ち出しリュック。

それから、車の中にもリュックと水が入っています。

階段下の収納スペースにも、リュックが1つ。これは夫用のリュックで夫が家にいるときには、これを持ち出してもらうことにしています。

そして、押し入れにも、もう1つ。押し入れにものはキャリーになっているので、避難するまでに時間があるときには、これを出して持っていきます。中身は、避難所で「あったら便利なもの」を入れています。避難経験がないので、報道や口コミなどを参考に、あったら便利だったというもので、家にあるものを入れています。

④非常時にも使えるようにストックを買っておく

非常食は防災リュックに入っているのですが、家で避難生活を送る場合も想定するようにしました。電気やガスが止まっても食べられるものを、常備食としてストックしておきます。レトルト食品や缶詰、カップ麺などです。普段食べながら、食べたら買い足すだけ。

水やお茶も一緒です。箱で買っておいて、普段も使っています。1箱は常にストックしておく状態を保つだけで、簡単です。ティッシュやトイレットペーパーなども同じようにしています。おむつが必要だったときも、おむつストックをしていました。これ、便利です。

ちなみに、おむつストック、最後はおむつが余ってしまいますが、これも防災用品に使えます。トイレの代わりとして使うことができるので、防災用としてあまったおむつはトイレにストックしています。

⑤お風呂のお湯はためておく

東日本大震災後、我が家でずっと行っていることのひとつ。お風呂には水がたまっている状態を維持しています。もちろん、お風呂掃除をするのですが、掃除するまではためておきます。

水が出なくなったら絶対に困る! トイレの水、手を洗う水など生活の中で水は欠かせないものです。お風呂の水をためていてよかったという方のインタビューを見てから、我が家もお風呂の水はためるようになりました。

【まとめ】ちょっと意識するだけで、備えになることはある!

いつ起こるか分からない自然災害。毎年自然災害で被害に遭われている方の声に耳を傾け、できることを実践していくことで、それが「備え」になるんだと思います。

ちょっと意識してみると、改善した方がいいことが見えてきたり、必要なものが分かったりするものです。どんなに備えても、どうしようもないことは起こります。でも、備えているかいないかで、すいぶん気持ちは変わってくるもの。

特に、小さいお子さんがいる家庭は、なおさらです。できることなら考えたくない「もしも」の事態。でも、考えることで見えてくるものがたくさんあります。考えることは、けっして不安が募ることばかりではありません。

親子で家でも「避難訓練」を行っておけば、もしものときにパニックにならずに行動できることでしょう。無理のない家の「防災対策」は、安心感を生みます。

また、日頃から「もしも」の事態に備える姿勢は、子どもにとってもメリットがあります。いつも親と一緒とは限らない、そんなときでも「自分で自分の命を守る」ことができる子に育てたいと思いませんか。

「もしも」に備えた親子の時間、これからも大切にしてきたいと思います。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

元小学校教員×チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「頑張らない子育て」を実践☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

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