【保育園選び】後悔しないために見学で必ずチェックしたい5つのポイント大公開!

保育園
広告

とうとう娘も保育園生活最後の一年となりました。

おかげさまで、娘はのびのびと園生活を楽しみ、お友達や先生方に助けられながら、すくすくと成長することができています。それも、安心して預けられる保育園があってこそ。

認可、無認可を含めると保育園の数は増えてきていると思います。そんな中で、どうやって保育園を選べばいいんだろう?と悩んでいる方いませんか。

ぶあ
ぶあ

保育園ってみんな似たような感じじゃないの?

見学に行ったら、何を見ればいいんだろう。

第一希望って何を大事にして決めたらいいの?

近さだけで選んでいい?

と、当時のわたしも分からないことだらけでした。

でも、実際に保育園選びをしてみると、大切だと感じたことがいくつかありました。

そこで、今日は「見学前にしておくといいこと」と「見学に行ったら、必ずチェックしたいポイント」を、体験談を交えながらお伝えしていきたいと思います。これから保育園選びをする方は、ぜひ参考にしてくださいね。

【見学前】最低条件でいくつかしぼっておこう

うちは保育園激戦区に住んでいます。当時、我が子は2歳児クラスからの入園だったのですが、思っていた以上に募集枠が少なかった!

とはいえ、「認可保育園」しか考えていなかったので、その中で探し始めました。当時、1歳児に比べたらまだいいものの、2歳児受け入れゼロの保育園もけっこうありました。

まずは、受け入れがある園をピックアップ。その中から、最低条件の「徒歩圏または車で10分以内で送迎可能な園」を地図上で探しました。すると、この時点で6か所にしぼられました。

最低条件は、それぞれの家庭や職場の状況で違うと思います。我が家は、実家の両親に送迎をお願いする予定があったので、実家から車で10分以内は絶対条件でした。

条件に合わせてしぼった保育園に、秋ごろ電話で連絡をしました。見学したいことを伝え、日程調整をします。保育園によっては、個別に見学できる園もあれば、見学日があらかじめ決まっている園もありました。見学日が決まっているところは、複数人で見学することになります。

では、実際に見学に行ったときに、どんなところをチェックすればいいのかをお伝えします。「ただ、なんとなく見て終わり!」ではもったい。ぜひ見学のときの参考にしてみてくださいね!

保育園チェック① 園全体の雰囲気

園に入って見学させてもらうと、「その園の雰囲気」というのが伝わってきます。第一印象というのでしょうか。

「あ、ここ何となくいいな」という感じを大切にするといいと思います。自由な感じの園、しつけがしっかりしていそうな園、子どもがのびのびしている園、落ち着きのない感じの園、こじんまりした園…。

直観を大切にしてください。直観だけで決めるわけではありませんが、その直感が決め手になることもあるからです。

それから、細かいことですが、物が整理整頓されているのかも大事です。使うものや使い終わったものが乱雑に置かれている園もあれば、子どもが使い終わったおもちゃもきれいに整理整頓されている園もあります。

物がきちんと整理整頓されているということは、もちろん「子どもたちが片付けるよう躾けられている」のと同時に、「先生たちに心のゆとりがある」という表れだと思います。

見学のときに、ふと目に入るものがどのように収納されているか、置かれているのかに着目してみてくださいね。

保育園チェック② 園児の表情や活動の様子

子どもは正直です。園児の表情や様子を見ることも忘れてはいけません。

ある保育園に見学に行ったときのこと。

保育園に入ると、誰もないのではないかと思うほど静か。でも、子どもたちはいました!閑静な住宅地の中にある保育園だったからでしょうか。「階段は静かに移動する」と忍者のように移動したり、園庭でも大声キャーキャーという奇声もなく静かに遊んだりする姿が見られました。

「こういった静かな環境で子どもを育てたい」という人もいると思います。ただ、我が子は一人っ子。「せめて保育園では集団の中で揉まれる経験をさせたい」と思っていました。

ある程度ガヤガヤした中でも、自分を発揮できるような環境を…と思っていたので、この保育園は見学に行った時点で選択肢から外れました。

このように、自分の子どもにとってどんな環境がいいのか。それを考えながら、園児の様子と自分の子どもを重ね合わせながら、見学することをおすすめします。

園児が生き生きした表情で楽しそうに活動しているかも、大事なチェックポイントです!

保育園チェック③ 先生の服装や表情

職業柄なのか、ものすごく気になってしまう先生の服装。

ある園で、散歩帰りの先生がロングスカートを履いている姿を見たのです。もしものときにそれで園児を抱いて走れるのかな…と心配になりました。

逆に、すべての先生が動きやすい服装の園には好感がもてました。TPOをわきまえている先生方の服装や姿勢を見ると、園の方針が見えてきます。

それから、先生の表情もひそかにチェックしておくといいと思います。疲れ切った先生たちばかりの園と、先生たちがニコニコして余裕がある園、どちらに預けたいですか。

保育園の先生の仕事は本当に大変です。余裕がなくなることもあって当然です。でも、そんな中でも、先生が笑顔で園児に対応できている園を選びたいですね。

保育園チェック④ 園長先生の人柄

園によっては、見学のときに園長先生が対応してくださる場合があります。その場合には、園長先生の人柄を見ておくのもおすすめです。

園長先生が対応されない場合には、対応して下さる先生の雰囲気でも◎。その保育園がどんな保育園なのかを知る手がかりになります。

わたしが見学にいったときは、3か所は園長先生が対応、それ以外は事務の先生が対応でした。見学者がたくさんいる場合もありますが、気になることはどんどん質問しましょう。

「あとで質問しよう」はだいたい忘れてしまいます。わたしは、裁縫が苦手なので「自分で作らなければならないものが何か」をどの園でも聞きまくりました。

園長先生が対応して下さっている場合には、会話の中から人柄を知ることもできます。中には「子どもを預ける心構え」をお話して下さった園長先生がいて、感銘を受けたことを覚えています。大切な我が子を預ける保育園、どんな場所なのかしっかり見ておきたいですね。

保育園チェック⑤ 園の特長

保育園に見学に行くまでは、保育園ってどこも同じようだと思っていました。でも、実施に見学に行って驚いたのは、それぞれ全く違っていたこと。

雰囲気もそうですが、園の特長を確認しておくことが大切です。

「その保育園では、何を大切にしているのか」

「そのために、具体的にどんな活動をしているのか」

ということです。異年齢の縦割り活動に力を入れていたり、英語活動やリトミック教育をたくさん取り入れていたり、食育を大切にしていたり。「自分の子どもにどんな教育を受けさせたいか」を考えながら、しっかりチェックしておきましょう。

また、お昼寝布団の有無もチェックポイントです。布団も自分で用意するのか、レンタルなのか。シーツはどうなのか。それ以外に入園の際に準備が必要なものも確認しておくと安心です。指定のカバンがあったり、すべて自由だったり、手作りで準備するものがあったり、園によってさまざまです。

入園が決まってから、「そんなの知らなかった!」となりやすい点だと思うので、ここもしっかりチェックしておきましょう。そうすると、入園準備にかかるお金もだいたい計算できるし、何を準備しなくてはならないのか見通しがたちますよ。

【決断】第一希望に決めた保育園とは…

さて、すべての保育園見学がおわったら、いよいよ保育園の申し込みです。希望する保育園を決める必要が出てきます。わたしは、見学に行った際のポイント①~⑤を活用し、4か所までしぼりました。

A保育園:家から徒歩で行ける。和気あいあいとした雰囲気。子どもはのびのび元気、気持ちよくあいさつができていた。先生たちの雰囲気もいい。ただ建物が古く、英語などの特別活動はいっさいなし。

B保育園:車で10分以内。園の中が広々している。英語やリトミックあり。全教室にしきりがあって机といすもある。布団もシーツもレンタルあり。特に手作りするものもない。園庭もあり、近くに大きな公園もあり。

C保育園:車で10分以内。園庭が広く、周りには緑が多い(住宅地ではない)。園内はオープンスペース。たてわりや食育にも力を入れている。英語、体操、造形あり。先生に余裕が見られる。園長先生の人柄がすてきだった。

D保育園:車で10分以内。園庭に楽しそうな遊具。モンテッソーリ教育を取り入れている。英語あり。異年齢混合教育。食育にも力を入れている。お弁当の日あり。園指定のものが多く、手作りするものも多い。

この中から、希望順位を決めなくてはなりませんでした。悩んだのは、定員枠です

もともとC保育園が一番好印象だったのですが、2歳児の定員は1名のみ。難関です。それに比べると、残りの3つの園はだいたい2~5名と少し募集人数が多い。募集人数が多いところを第一希望にした方が、希望が通る確率は高くなります。

悩んで悩んで悩んだ結果、「やはり子どもの命を預ける場所だから、一番預けたい保育園を第一希望にしよう!」とC保育園を第一希望にして申し込みをしました。

そして、最終的に第一希望の定員一名枠に決定!

運を使い果たしたかもしれませんが、こうして見事保育園デビューできたわけです。

入園してから4年目になりますが、とっても満足しています。「ここを選んでよかった」と思うことばかりです。行事にしても、先生たちの対応にしても、本当にすばらしい保育園だなぁと思います。

そんな保育園でいろいろな経験をさせてもらい、娘も入園当初と比べると、びっくりするほど成長しました。直観を大切にしてよかったと思っています。

【まとめ】保育園選びはしっかりと慎重に!

朝から夕方まで一日の大半を過ごす保育園。だからこそ、しっかりと選びたいものです。わたしの場合は、たまたま運がよく保育園に入ることができましたが、「そんな選んでいる場合じゃない!」という方もいるかもしれません。

でも「どこでもいい!」というのは、ちょっと危険ではないでしょうか。

人によって、優先順位は違って当たり前です。でも、決めるときには、必ず「ここで大丈夫」と思える場所を選んだ方がいいと思います。

知り合いで、保育園に入ったあとにトラブルで悩んでいる人もいます。「先生がみてくれない」とあきらめている人もいます。そうならないためにも、慎重に先を見通して決めることをおすすめします。

園の方針がしっかりしていれば、園長先生が魅力的な人だったら、保育園で働く先生たちも働きやすいはず。

先生たちの気持ちに余裕がある保育園は、子どもものびのびしています。一人一人をよく見てくれます。そうなると、友だちとのトラブルも園の中で解決されます。そして、そのトラブルが子どもを成長させてくれます。

もちろん、すべてを保育園にお任せというわけではありません。でも、信頼できる保育園に子どもを預けたいと思うのは、みなさん一緒なのではないでしょうか。

そのためにも、保育園見学は必ず行ってくださいね!(中には「行かないで決める」という人もいると聞いたので…)

そして、行ったからには、すみずみまでチェックを忘れずに。後悔しない保育園選びができれば、職場復帰してからのストレスや悩みの軽減につながりますよ!

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育コンサル・アドバイザー/WEBライター/チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現役時代には発信できなかった「教師の本音」、若い先生たちに伝えたい「ちょっとしたノウハウ」を伝授!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「子育て」「教育」が必要☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

ぶあをフォローする
保育園
広告
ぶあをフォローする

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました