家で過ごすことが増えてきた今、「おうち時間」みなさん、どのように過ごされていますか。
我が家も、子どもとの遊びをいろいろ工夫してはいますが…。
はっきりいって、子どもって飽きっぽい!はじめは「お、これはいける!」と思っても、すぐに飽きてしまうことも多い。
そろそろやることがなくなってきた。
新しいおもちゃを買うはめになりそう。
DVDにたよってしまう。
準備がたいへんなものは面倒だし。
汚れなくて簡単にできる遊びないかな。
と悩むころかと。みんな、一緒です。悩みますよね。つくづく、たくさん「遊びのレパートリー」をもっていることが大事だと実感する日々。
でも大丈夫!見つけてしまいました。子どもがとびつく、楽しい遊び。しかも、簡単&単純です!
ということで、今日は「子どもとのおうち遊び」の中から「ペットボトル」を利用した遊びを紹介します。
「もう遊びのネタがつきてしまった!」という人や「どんな遊びをしていいのか分からない」という人など、「おうち遊び」で困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ペットボトルを使って「ボーリング大会」をしよう!
家にあるものですぐにできる、簡単な遊び「ペットボトルdeボーリング」を紹介します。ペットボトルって、たまりませんか?
そのペットボトルをボーリングのピンにして遊びます。家の中でも、庭でもできるので、お子さんの年齢や部屋の広さなどに応じて場所を決めてくださいね。
どのおうちにもある材料だけでできるものですが、もしも手元にないものがあれば、他のもので代用してください。
【使うもの】必ず家にあるものだけでOK!
【準備するもの】
・ペットボトル(どんな大きさでもOK)必要な本数
・油性ペン または ペン
・牛乳パックを切ったもの または 画用紙
・マスキングテープ
・柔らかいボール なければ、新聞紙を丸めてボールにしてもOK
準備するものは、これだけです。ペットボトルがそのままボーリングのピンになるので、必要な本数用意してください。
6本または10本あると、本格的なピンの置き方(逆三角形)ができます。こだわらなければ、何本でもあるだけで大丈夫です。大きさはそろっていなくてもOK。うちでは、バラバラな大きさで遊びましたが、逆にそれがおもしろかったです。
【準備スタート】超簡単、かかった時間5分!
【準備】
①牛乳パックを適当に小さく切る。牛乳パックではなく紙でもOK。
②そこに油性ペンで得点を書く。画用紙の場合は普通のペンでもOK。
③得点をペットボトルにつけていく。マスキングテープで貼っておくと、後から得点を貼り直すときに便利。マスキングテープがなければ、普通のセロテープやガムテープなど貼れるものなら何でも大丈夫。
④ボーリングをする場所を決め、ペットボトルをボーリングのピンのように並べる。
以上。というより、ほぼ説明しなくても、できちゃいますね。
ポイントは、マスキングテープです。特に、ペットボトルの大きさが様々な場合には、どのペットボトルを高得点にするのかが重要になってきます。
やりながら、変更していった方が楽しいので、もしマスキングテープがあれば、得点を貼るときに使ってみてください。
あと、我が家では、工作で使った残りの牛乳パックを得点に使いました。あとから、ペットボトルに水を入れて濡れたので、結果的に牛乳パックを使ってよかったです。
他のペットボトルに得点を貼り換えても、ボールが思いっきりあたっても、びりびりになる心配もないので。
【遊び方】いよいよ遊ぼう!その前にルールを相談。
ルールは、それぞれ自分たちで決めるのが一番です。ここでは、参考までに我が家で遊んだときのルールを紹介します。
父、母、娘(5歳)で遊びました。
①投げる順番をじゃんけんで決める。
②投げる人は、一人3回。
③投げる人、得点を計算する人、得点を書く人を分担する。
はじめは、普通にボーリングのピンのように並べてやってみました。どこから投げるのかもわかるように、印を置いておきました。2回くらい遊んだ後、レベルアップをしていきます。
【アレンジ】ここからが工夫のしどころ!レベルアップタイム
ただ、普通に遊んでいては、子どもはすぐに飽きてしまいます。そこで、ちょっとずつ工夫するよう声をかけていきました。
☆ペットボトルに水を入れてみる。
☆得点を貼り換える。
☆ピンの置き方を変えてみる。
☆投げる場所を遠くしてみる。
☆ダンボールで坂道を作ってみる。
☆じゃまなものをわざとおいてみる。
けっこう工夫できました。そして、普通に遊ぶより楽しい!
親も楽しめます。だって、普通のボーイングだったら、大人にしたら簡単すぎますよね。それが、ちょっとした「工夫」で、急に難しくなったり、意外なことが起こったり、ドキドキワクワクしながら遊べるようになります。
ただのペットボトルで「ボーリング大会」、なんと2時間も遊んでいました。単純な遊びだからこそ、いろいろな創意工夫ができるのかもしれません。
【おまけ】意外なメリット発見!遊びながら学べる。
このボーリング、遊びの中で「数」に触れることができます。
得点を子ども(5歳児)に書かせました。これで「①数字を書く」ことができました。
さらに、ゲームの中で「得点を書く人」という役割を任せました。これは「②聞いた数を数字で表す」ことになります。
例えば「にじゅうご」と耳で聞いて、それを「25」と書くことができるということです。大人からしたら、簡単なことかもしれませんが、子どもにとってはけっこう難しいこと。「20と5」が聞こえるから「205」と書く子がいてもおかしくありません。
今回、我が子が書いた得点には、切りのよくない「17」とかがあったので、子どもが得点を計算することはできませんでした。
でも、得点が10や20のような切りのよい数なら、子どもが「③点数を計算する」こともできますね。
これが小学生以上であれば、あえて切りの悪い数を得点にして、「④筆算で計算する」というルールにしたら、算数の学習にもなります。
ボーリングでありながら、数の学習にもつながることを発見しました。
【まとめ】簡単にできるのに、奥が深~い「ペットボトルdeボーリング」やってみる価値あり☆
ボーリング大会の後ですが、ペットボトルをそのまま使い、輪投げとして遊ぶこともできます。輪は、新聞紙を細くねじって、丸いバトンのような形にします。ガムテープでとめるだけで簡単にできますよ。これもまた、いろいろルールを工夫して遊ぶと楽しめます。
たくさん遊んだら、後片付け。ペットボトルと紙とテープだけなので、分別も楽~!ストレスフリーで片付けることができます。
もし、ペットボトルに水を入れて遊んだ場合、水をいれっぱなしにして放置しておくと、水から悪臭が漂うこともあるので要注意!遊び終わったあとは、水はすぐに捨てるか、水やりなどに利用するようにしましょう。
実は、たかが「ボーリング」と思っていました、わたしも。
でも、けっこう盛り上がります。工夫しながら何回戦も行ったので、最後の方は娘も数字をしっかり聞き取り、書くことができるようになっていました。
これが、プラスαのメリットですね。「またすぐ、やりたい!」と言っているので、そのときにはまたペットボトルを集めるだけでOK!すぐにできるところも、ペットボトルボーリングの魅力です。
まだやったことがない方、ぜひお試しを~!
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