書くことで夢が叶う!実践したからこそわかるメリットとは。

生き方

いつから話題になっていたのでしょう。仕事が忙し過ぎて、世の中の流れにまったくのっていなかったわたし。「夢ノート」とか「夢が叶う手帳」などが売られていることを知ったのも、つい最近。その内容を見て、びっくりしました!

ぶあ
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それ、ずっと昔から、わたしもやっていた!

実は、ワークライフバランスを崩したのをきっかけに再びはじめて、今もやっているんですが、もともとは学生時代にやっていました。学生時代に「書くこと」で次々と「こうなったらいいなぁ」という思いが現実になる体験をしました。でも、そのときは「書くこと」が「夢の実現」につながっていたとは思っていなかったんです。

今日は、学生時代の体験談と「書くこと」のメリットもあわせてお伝えできればと思っています。「夢」というと、はじめるのにもエネルギーが必要な方もいるのではないでしょうか。そんなことはありません。必要なのは、ノートとペンだけ。興味がある方は最後までおつきあいください。

【学生時代の体験談】こわいくらい、現実になっていた!

もともと、書くことは好きでした。学生時代から、頭の中がモヤモヤしたり、悩みがあったり、うれしいことがあったりすると日記帳に。毎日書く日記というよりも、何かあると書くというもの。書き方も自由。字の大きさや使うペンなども、そのときの気分に合わせて自由。なので、何カ月も書かないこともあれば、毎日のように書いている時期もありました。

あのころのわたしにとって、「書くこと」は「思考が整理されて、自分がやるべきことが見えてくる」プロセスでした。

それ以外に「やりたいことリスト」も、よく書いていました。テスト中に「テストが終わったらこれをやりたい!」といことをリストにして、それを励みにテスト勉強をがんばったり。毎年お正月に「今年やりたいこと」をリスト化し、次の年のお正月に友人たちと振り返ったりもしていました。

モヤモヤしたり、悩んだり、「こんな自分いやだ~」というときには、「こういう自分になりたい」と書いたりした時期も。ちょうど学生時代の二十歳前後って「自分さがし」をしている時期でもあります。そんな悩める年齢に「書くこと」で、「自分らしさ」や「自分のやりたいこと」が明らかになっていたように思います。

そして、結果、こわいくらいに「書いたこと」はどんどん現実になっていきました。その当時のわたしは、「書いていること」と「夢が叶っていくこと」が関係しているとは思っていませんでした。でも、「こうなりたい」「これをやりたい」とはっきり目標をもつことで「夢を実現させていた」のだと思います。

【その後の体験談】書く時間がなくなると、どうなるか…

新卒のころは、まだ時々書いていたような気がします。それが、「書くこと」にさく時間がなくなり、いつの間にか書かなくなりました。書かなくなったころから、人生停滞期に突入します。

これも、今思うと…なんですが、書くことから離れたころから、願いや夢、「こうなりたい」という思いも、あまりもたなくなったように思います。とにかく、一日一日が精いっぱい。

長い停滞期を経て、とうとうワークライフバランスを崩すことに…。そして、今、再び「書くこと」で思考を整理したり、「本当にやりたいこと」をリストアップし、それに向けて行動しているところです。

再び書き始めるようになって約1年になりますが、すでに実現できているものもけっこうあります。ふと思いついたアイデアや「これやってみたい」と思うことなどを日々書き加えているので、ノートも2冊目に突入。「書くこと」は、わたしにとっては大きな効果があるようです。

また、これまでの経験から「書くこと」で得られるメリットがあることに気づきました。「書くこと」が「夢を叶える」といわれているのは、こういった理由からではないでしょうか。それでは、「書くこと」で得られるメリットをお伝えしていきます。

書くことのメリット①【自分と向き合うことができる】

まず「書くこと」で気持ちの整理ができます。自分の中の「自分」と向き合うことができます。「自分のことだから、自分の気持ちは分かっている」と思いがちですが、書いてみて初めて気づく気持ちに驚くこともありますよ。

自分と向き合うことで、「あぁ、本当はこれが不安だったんだぁ」とか「知らないうちに無理してたんだぁ」とか、自分の心の声に耳を傾けることができます。また、口に出してしまうと相手を傷つけたり、周りの人を巻き込んだりしてしまうことがあるかもしれません。でも、「書くこと」は、一人の作業。自分一人でできるところもメリットです。

書いた文字をあとから見直して、そのときの気持ちを思い出すこともあります。「やりたいこと」は、忘れたころに見直すと「あ~、そうだった!」とやる気になったり、「あのときは、そんな気持ちだったけど、今はこうだな」と変化に気づいたりもできます。

あとから見直したくないようなページは、あえてとっておかなくてもOK。そのときの気持ちとして処分してしまっても大丈夫です。

書くことのメリット②【やりたいことが明確化する】

「書くこと」で、本当にやりたいことに気づいたり、モヤモヤしていた思いがやりたいこととしてはっきりしてきたりします。

とにかく、自分の心がワクワクするようなことを箇条書きでどんどん書いていくといいですね。

「こんなことやってみたい」「こんなところに住んでみたい」「こんな仕事をしてみたい」「こんな自分になりたい」なんでもいいので、とにかく書いてみる。

書いていくと、自分が本当にやりたいことがどんどん絞られていきます。もちろん、やりたいことを一つずつやりがなら、本当にやりたいことを絞っていけたら最高!

でも、実際に「なかなかできない」という方もいますよね。そんな方は書くだけでもOK、突拍子もない一時の願いだったのか、本当にやってみたい心からの願いだったのかが、分かってきます。

今は「遠い夢」のように感じるようなことでも、いつか実現する「夢」の可能性もあるので、「これは無理だな」と決めつけないで、気持ちのままに書きだした方がいいと思います。

書くことのメリット③【夢を叶える手順が見えてくる】

「目標」がはっきりしてくると、どうしたらそこへたどり着けるのかが見えてきます。それが「夢を叶える手順」。

たとえば、「1年後に自分のお店をもちたい」という目標があったら、あと1年で何をしなくてはいけないのかが具体化しますね。1年後にお店をもつためのステップを書きだすことになります。「1年後にお店をもちたい」と思っているだけでは、「いつかできたらいいなぁ」くらいの気持ちで過ぎ去っていくかもしれません。

でも、「書くこと」で、具体的に動き出すきっかけが生まれてきます。それが「書くこと」が「夢を叶える」につながるのではないでしょうか。

書くことのメリット④【叶ったことがスモールステップで確認できる】

いくつか「やりたいこと」を書きだしたら、達成できたものから印をつけていきます。達成したことが分かれば、どんなマークでもいいと思います。簡単なのは〇で囲っていく。二重線で消した方が達成感があるという方は、それでもOK。

どこまで進んでいるのか「夢への進捗状況」が目で確認できます。

書きだしたもの、すべてを達成しなくてはいけないわけではありません。書きだしてみたものの、実際には「違った!」ということもあります。そのつど、どんどん書き直したり、書き足したりしながら、進みたい道を選んでいけばいいのではないでしょうか。ときには進むばかりか、原点に立ちもどることがあってもいいと思います。

書くことのメリット⑤【達成感でやる気アップ!継続できる】

「書くこと」で達成できたものが分かるので、達成感が味わえます。この達成感が、次へのやる気につながります。はじめから、大きな目標だけをかかげてしまうと、そこに行きつくまでにやる気がなくなってしまうこともありますよね。

「夢はおおきく」は大賛成ですが、目の前の目標は「できるだけスモールステップで、具体的に」がいいと思います。達成できたかできないかがはっきり分かること、次に何をすればいいのかにつながるもの、それを繰り返していけば、「大きすぎる」と思っていた夢も着々と近づいてくるのではないでしょうか。

書くことのメリット⑥【文章が苦手な人でも続けられる】

日記だと、どうしても「毎日続けるのが大変」とか「文章苦手だから」という方もいるかもしれません。でも、箇条書きでリストを書くだけなので、誰でも簡単に始められるメリットがあります。

世の中には、すてきなノートや手帳が販売されているようですね。そういったものを購入した方がはじめやすいという方は、活用するのもありですね。

でも、個人的には自由に書くことができる「ただのノート」がおすすめです。大きさは、自分が書きやすいサイズ、罫線のあるなしもお好みで。ちなみに、わたしは、A5のドットのノートを愛用しています。

【まとめ】書くことは「夢を叶える手段」のひとつ。やるかやらないかは、あなた次第!

「書くだけで夢が叶う」そんな魔法のようなノートがあるのか!?と思った方もいるかもしれません。さすがに魔法のノートとはいきませんが、「書くこと」は「夢を叶える」近道であるといえます。もちろん「書かなくても夢は叶っている」という方もいるでしょう。「手書きより、スマホで」という方もいるかもしれません。

それでも、わたしはアナログなノートをおすすめします。手書きだからこそ、そのときの気持ちが文字に表れるし、書く作業で心が整うことも多いです。パソコンやスマホは便利だけど、それとは違ったよさが「手書き」にはあるような気がします。

「自分のやりたいことが分からない」という方、好きなことをリスト化してみると見えてくるかもしれません。「やりたいことがあるけど、できていない」という方、やりたいことを書きだして、優先順位をつけてみるといいかもしれません。

「いつかやりたい」の「いつか」は来ない。やりたいことがあるなら、今、何をやるか。「今、行動した人だけ」に「いつか」はやってくる。

昔、どこかで目にした言葉。何かをはじめるときには、エネルギーがいるものです。でも「書くこと」は、それほどエネルギーを使いません。ただ、ノートとペンがあればいい。いつでも、どこでも、誰でも、簡単にはじめることができます。今、何かを変えたいと思っている方がいたら、「書くこと」でその一歩が踏み出せるかもしれませんよ。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育コンサル・アドバイザー/WEBライター/チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現役時代には発信できなかった「教師の本音」、若い先生たちに伝えたい「ちょっとしたノウハウ」を伝授!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「子育て」「教育」が必要☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

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