今年も夏野菜を育てました。
でも、どうしても家庭菜園だとうまく育たなかったり、もう少しで収穫っていうときに虫に食べられてしまったり、失敗も多いもの。
失敗作の野菜たち、どうしようか…
一生懸命育てた野菜、食べられない場所を捨てるのはもったいない!
そんなときには、「野菜スタンプ」がおすすめです。今日は、我が家でもよく遊ぶ「野菜スタンプを使ったものづくり」を紹介したいと思います。家庭菜園の野菜以外でも、買った野菜の捨てちゃう部分でもできるので、ぜひやってみてくださいね。
野菜スタンプで使うもの
【用意するもの】
・野菜(切り口がいろいろな形があると、楽しいです)
・アクリル絵の具
・スタンプを押したいもの(はんかち・Tシャツ・布製のカバンなど)
・新聞紙(テーブルが汚れてもいいように)
・アクリル絵の具を入れる容器
・筆
野菜は子どもが持ちやすい大きさに切っておくと〇。野菜を切るときに、切り口の形を意識して切っておくと、スタンプしたときにおもしろいです。
おすすめの野菜は、ピーマン、シシトウ、トウガラシ、オクラ、レンコン!オクラは、お花のような模様になってかわいいです。野菜のヘタの部分の形も、上手にスタンプできるとユニークな形になりますよ。
アクリル絵の具は100均でも売っています。赤・青・黄・白があれば、混ぜ合わせて好き色が作れますよ。アクリル絵の具は、容器に入れて少し水で溶いておきましょう。絵の具がかたすぎるとうまくぬれないし、ゆるすぎても色がつきません。ほどよい加減に調整を。
野菜スタンプの遊び方
スタンプするものはなんでもいいのですが、うちはTシャツをよく使います。無地のTシャツを安く買っておいて、そこにスタンプすれば、世界でひとつだけのTシャツになります。
新しいTシャツや布カバン、ハンカチなどにスタンプするときには、事前に一度洗っておいた方が色がつきやすいです。アクリル絵の具を使うので、スタンプして乾かした後は洗濯しても落ちません。(何度も洗濯をすれば、少しずつ色も薄れていきます)
では、遊び方を紹介します。
① 新聞紙の上にスタンプするものを置く。
② 好きな野菜の切り口に筆でアクリル絵の具をぬる。
③ アクリル絵の具をぬった部分を、布にスタンプする。
④ 色や野菜をかえて、世界でひとつの作品をつくる。
⑤ 乾かして、できあがり!
すっごく簡単だけど「作ったぞ~!」という達成感があります。ただ、ペタペタスタンプしていくだけなので、小さい子でも遊べます。兄弟で遊んでも楽しいですね。
野菜スタンプのついでに こんなこともできる
野菜だけじゃなく、他のものに絵の具をつけてスタンプしてもOK。うちの娘は、野菜と自分の手を使って作品づくりをしていました。
手に絵の具をぬるのって、気持ちがいいんですかね。子どもは、好きな子が多いですよね。手型から想像する絵を描くのも、おもしろいと思います。年齢に応じて、ただスタンプするだけでもいいし、題材を決めて想像の世界を描いてもいいし。大人が一緒にやっても楽しめますよ。
アクリル絵の具を手にぬったときには、スタンプし終わったらすぐに洗うことを忘れずに。そのままにしておくと、カピカピで落としにくくなってしまうので、気をつけてくださいね。
【まとめ】遊んでおわりじゃない!使い続けることで愛着も
この野菜スタンプのいいところは、スタンプして終わりじゃないところです。水性絵の具で画用紙にスタンプして遊ぶことは多いと思いますが、それだとどうしても遊んで終わり。作品も飾って終わりになってしまいます。アクリル絵の具を使って布製品にスタンプすれば、遊び終わったあとに、日常使いができるんです。
Tシャツにスタンプすれば、保育園Tシャツにもぴったり。お友だちとかぶることがないので、子どもは自分のものだと見てすぐに分かります。娘も、自分で作ったTシャツを気にいて着ていっています。
今だと、エコバックにスタンプしてもいいですね。小さめのエコバックにスタンプすれば、子ども用のエコバックになります。
エプロンにスタンプすれば、率先してお手伝いするようになるかもしれません。いろいろなものに使えるところが、野菜スタンプ×アクリル絵の具のメリットです。
使い続けることで愛着もわき、大切に使うようになります。使い捨ての時代から、エコの時代になりつつあります。子どもに「ものの大切さ」を教えるきっかけにもなりそうです。
野菜の捨てちゃう部分&失敗した野菜を使った「野菜スタンプ遊び」、ぜひ試してみてくださいね。
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