突然ですが、パクチー好きですか。
好き嫌いがはっきり分かれるパクチー。わたしは、大好きです。エスニック料理には欠かせない!我が家も、毎年パクチーの苗を育てて、食べまくっています。が、ちょっと油断すると、あっという間に花が咲いてしまって、終わりを迎えてしまう・・・悲しい結果に。
そこで、今日は、スーパーで買ってきたパクチーを簡単に増やす方法をお伝えしたいと思います。パクチー好きな人は、すでに実践している方も多いかもしれません。
ただ単に好きだから食べていたパクチーですが、調べてみたら、ものすご~く栄養豊富なんですね。パクチーの驚きの栄養や効果についてもお伝えできればと思います。パクチーの水栽培に興味のある方、「パクチーって知っているけど、なかなか挑戦できない」っていう方、参考に読んでいただけたらうれしいです。
パクチーって言葉の起源は「タイ語」
パクチーって言葉がこんなに日本に広がるなんて、思っていませんでした。そもそも、パクチーって何語なのか?
マイナー言語のタイ語が語源です。少し前のタイ料理ブームにのり、日本中にパクチーとともに「パクチー」という言葉が広まったんでしょうね。
英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれています。スーパーで売られているパクチーの中には「香菜」と書かれているものもあります。コリアンダーは、コリアンダーパウダーやコリアンダシードとして香辛料として売られていることも多いです。すべて、同じものからできています。
パクチーは、セリ科の一年草。古代ローマや古代エジプトでも薬草として使われていたと言われています。日本食とは縁がないように思われますが、コリアンダーシード(パクチーの種子)は、カレーのスパスとして日本でもおなじみの食材なんですよ。ただ、独特な香りがあるので、好き嫌いがはっきり分かれるところですね。この香りがカメムシに似ているということから、日本ではカメムシ草とも呼ばれています。パクチー好きからしたら、
カメムシじゃな~い!
と否定したくなりますが…。でも、パクチーが苦手な人からしたら、そんな独特な香りなのでしょう。
パクチーの注目すべき栄養とは!
さて、「パクチーが体にいい」というのは、なんとなく知られているかもしれませんが、どんな栄養が含まれているのか知っていますか?
実は、わたしは「体にいい」ということも、それほど意識せずに食べていました。
ただ単においしいから、好き~
というだけで、愛食していたわたし。パクチーのことを調べてみると、ただおいしいだけじゃなくて、驚きました。では、そんな「パクチーの驚きのパワー」について、お伝えしていきます。
女性にうれしい「美しくなる」効果がたっぷり
食物繊維、カリウム、鉄、カロテン、ビタミンC、E、K、カルシウム
中でも、豊富なビタミンは、免疫力を高め、体を疲れにくくする作用があります。また、女性にはうれしい美肌効果も。細胞の老化を防ぐ抗酸化作用も高く、アンチエイジング食材としても、今、注目されています。
タイの女性が肌がきれいなのは、パクチー効果なのか!?
ビタミンEは、油と摂取するとより効果的です。また、ビタミンは熱に弱いので、加熱せずに生で食べた方が◎!となると、サラダとして食べるといいですね。オリーブオイルやゴマ油をかけて食べると、アンチエイジング効果がさらにアップする!すぐに試してみたくなりませんか。
アラフォーには必須なデトックス作用
40を過ぎると代謝が悪くなってきます。今まで、便秘や肌荒れと無縁だった人でも、「なんか、体が重いな」とか「傷が治りにくいな」とか「すぐに肌が荒れるようになった」とか…少しずつ体の変化が気になるようになっていませんか。
わたしも、以前「腸活のすごさ」を紹介しましたが、デトックスの大切さを実感しています。
実は、パクチーにはデトックス作用もあるんです。パクチーの中に含まれる「硫黄化合物」が、腸内環境を整えてくれます。ただし、食べすぎるとお腹を下してしまう人もいるようなので、食べすぎには気をつけましょう。
買ってきたスーパーのパクチーを簡単に増やす方法
パクチーは一年草なので、毎年苗を買ってくるか、種から育てるかしています。種だと失敗する確率が高いので、最近では春先に苗を買って植えています。苗から育てれば失敗もなく、どんどん大きくなり、食べ放題!ただ、成長の速度と食べる速度がうまく合わずに、そうそうに花を咲かせてしまうことも…。なかなか、むずかしいですね。
結局、夏には食べつくしてしまい、スーパーでパクチーを買ってくることになります。夏になると、パクチーの苗も売られていない。今年はさらに家庭菜園をする人が増えているのか、他のハーブの苗も入手困難ですね。
そこで、はじめたのが、スーパーで買ってきたパクチーを増やす方法です。意外と簡単にうまく育ったので、試したことがない人はぜひやってみてくださいね。
【方法】
① 根っこつきのパクチーを買ってくる。
② 根っこを残したところで、切る。
③ きれいに洗って、ペットボトルに入れる。
④ 水は、根が全部かぶらない程度(2/3くらい)に調整し、2日に一回は水をかえる。
水がくさらないように、水の部分にはアルミホイルをかぶせました。ペットボトルを切り取って、ペットボトルの部分にスポンジをはめて、さかさに入れると、ちょうどいい栽培キットができます。
根っこをすべて水に浸してしまうと、根腐れして失敗した経験あり。気をつけてください。
水にさした2日後には、新しい芽が出始めました。大きくなってきたら、土に植え替えてもいいし、このまま水栽培で食べきってしまうのもありです。
食べきれなくても大丈夫!パクチーのおすすめ保存方法
パクチー大好きなわたしですが、さすがに毎日毎食パクチーとまではいきません。献立によっては、パクチーの出番がない日が続くこともありますよね。
そんなときには、冷凍がおすすめです。新鮮なうちに切って冷凍しておきます。ただ、冷凍してしまうと、生で食べるよりもスープに入れたり、ソースにしたりすることが多くなるので、栄養的にはどうなんだろう…。でも、ココナッツのスープに入れてもおいしいし、餃子のたれに細かく切ったパクチーを入れたりしてもおいしい!
冷凍パクチーの出番はたくさんありますよ。
これは、みなさんにあてはまることではないかもしれないのですが、一度市販の冷凍パクチーを購入したことがあったんです。今まで食べたことがないくらい、おいしくなかった~!でも、自分で栽培したりしたパクチーを冷凍しても、ちゃんとおいしいので安心してください。
【まとめ】ちょっと料理に添えて健康に美しくなっちゃおう!
ただおいしいだけじゃなかったパクチー。栄養豊富で、女性にもうれしい効果も期待できそうです。今までは「おいしい」から食べていたパクチーですが、効能を知って食べると、なんだか効果があるような気がしてくるのは不思議ですね。
最近は、スーパーでも簡単に手に入るようになり、パクチー好きにはうれしい限りです。ただ、残念ながら、万人受けするものではありません。無理して食べるものでもないので…。パクチー好きな方は、ぜひ水栽培試してみてくださいね。
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