受ける前に知りたかった!はじめての「人間ドック」で衝撃を受けたこと。

健康
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みなさん、健康診断受けていますか。

わたしは、ずっと職場での健康診断で十分だと思っていました。

ところが、30代半ばごろから、周りの先輩方に「そろそろ人間ドック受けておいた方がいいよ~」とささやかれるようになり…。職場も変わったこともあり、人間ドックを受けるようになりました。

が、人間ドックをはじめて受けたとき、衝撃的なことがたくさんありました。人間ドックなんて、どこで受けても同じだと持っていませんか。でも、違います!

誰も教えてくれなかったこと。

受ける前に知っておきたかったこと。

が、あるんです。今日は、これから人間ドックを受ける方がいたら、ぜひ参考にしてもらいたいと思い、「人間ドックを受ける前に知っておきたいこと」をお伝えしたいと思います。

ただ、受診機関によって違いもあるかもと思うので、あくまで参考に。そして、受診機関を選ぶときの参考にしてみてくださいね。

衝撃① 冷蔵庫で保管⁉ 検便検査

予約をすると、そのうち問診票と一緒に検便検査キットが送られてきます。2日分のキットです。説明書もついていますが、「2日分をとってください」と書いてあるだけで、直近の2日じゃなくてはだめなのか、それともその前からでもいいのか、よく分かりませんでした。

ぶあ
ぶあ

便秘気味の人は、直近2日だととれないこともあるんじゃない?

そこで、ネット検索してみることに。どうやら、検査日の一週間前くらいからOKのようです。できたら4日前くらいからと書いてありました。一週間と4日だとずいぶん違うので不安になり、検査機関に電話してみることにしました。

検査機関スタッフ
検査機関スタッフ

できるだけ直近の2日間で。むずかしいようならば、一週間以内なら検査は可能です。

とのこと。ネット情報は正しいようです。

衝撃なのは、ここからです。

「冷蔵庫などで保管」

とりおわった検便検査キットは、冷蔵庫保管するとのこと。検便検査キットを冷蔵庫に入れるって、けっこう抵抗ありませんか。抵抗はあっても、そうするしかないのかとビニール袋を何重にもして、冷蔵庫へ…。衝撃でした。

くれぐれも、当日持っていくのを忘れないように気をつけましょう。

衝撃② 水分も制限が。。。尿検査のピンチ!

当日の朝の食事制限は分かります。でも、水分はとっていいと思っていました。それが、よくよく受診表を見ると、朝7時までならコップ半杯。それ以降は飲まないようにと書かれています。

しかも、だいたい、人間ドックを受ける時期は(わたしの場合)夏。喉は乾くし、何より、8時半以降までトイレを我慢することは無理なので、朝いちばんにトイレに行くと…。病院で尿検査をするときには、尿がとれない!

ぶあ
ぶあ

そりゃそうですよね。朝から水分とっていないんだから。

衝撃でした。それ以来、本当はだめなんだろうけど、7時以降も少し水分をとってから病院に行くようにしています。

衝撃③ うわさのバリウム。板の上で回転しまくり!

水分をとっていない砂漠のような体に、バリウム検査がやってきます。

からっからの口にネットネトの重たいバリウム&発泡剤。はじめて飲んだときは、ゲップが我慢できず、さらにコップ一杯増量されました。

何かの罰ゲームのような検査です…。

でも、ここまでの情報は周りの人から聞いていました。

「ゲップに気をつけて!」「飲みにくいから何も考えずゴクゴク飲むこと」とか、一応アドバイスをもらっていたので。

何とかバリウムを飲めたので、ほっとしたのもつかの間。

ここから、次の衝撃が始まります。検査台の板の上に寝ると、右に回ったり、左に回ったり、次々と指示されます。バリウムを胃の中に広げるためだと、あとで気づきましたが、動く台の上でグルグル、休む暇なく回転させられる…。台もグルグル回転し、頭が逆さになったりもします。

ぶあ
ぶあ

これ、高齢になったら絶対に無理!

そんなに急いで回転しなくていいのかもしれませんが、急いで回転しなくちゃいけない雰囲気。終わるころには、バリウムを飲んだつらさを忘れるくらいです。

バリウム検査のあとには、必ずすぐにたくさん水を飲んでおきましょう。その後にいついては「衝撃⑦」に続きます。

衝撃④ バリウムの後の甘すぎる炭酸水

血糖値の検査なのですが、2年目からは任意になったので、受けるのをやめました。

ぶあ
ぶあ

だって、つらい! 

血糖値に不安がある方は、「つらい」という理由でやめてはだめですよ~。

バリウムでさらにパッサパサになった口に(水はコップ一杯飲んでます)、続いてやってきたのが「あま~い炭酸水」。

あまりに甘すぎて、時間をかけて飲んでいたら、「ちょっと急ぐように」と看護師さんに言われてしまいました。それくらい、甘いです。

中身はブドウ糖。「ブドウ糖負荷検査」というもので、飲む前と飲んだ後で血糖値がどのくらい変化しているかをみるもの。ラムネのような瓶に入った甘い炭酸水を飲んで、ひたすら時間が来るのを待ちます。

妊娠中に高血糖疑いで、別の病院でもこの検査をした経験があるんですが、そのときはもうちょっと量が少なかったような。これほど、つらくなかったんですが。

おそらく、朝から何も食べていない体に、大量に飲み込んだバリウム、そこへ甘い炭酸水。だから、こんなにつらかったのでしょう。

衝撃⑤ 密閉されていない聴力検査

最近は毎年受けている人間ドックですが、今年はじめて衝撃を感じたことがありました。

同じ検査機関で人間ドックを受けていると、データが残ってるので便利だと思っていました。だから、あえて他のところで受けようとは思っていなかったのですが…。

衝撃的なことがあったので、来年から検査機関を変えようかと思っています。

それは「聴力検査」で起こりました。

聴力検査、受けたことがある方なら分かると思うのですが、密閉された防音室に入ってヘッドフォンから音が聴こえるかどうかをチェックするもの。

防音室でヘッドフォンから「ピ~ピ~ピ~」と高音や低音が聴こえてくるはずですよね。それが、聴こえてきた音が「〇番さ~ん、目の検査で~す!」という外の待合室の声。あまりに驚いて「ピ~ピ~ピ~」に意識がいきません。

途中でスタッフに言った方がいいのか迷いながらも、とりあえず「ピ~」という音だけに意識を向けて、なんとか検査終了。終了後、

ぶあ
ぶあ

外の音が聴こえてきて、集中できなかったんですけど

と伝えました。「検査し直しかも」と覚悟していたところに、返ってきた言葉は。。。

検査スタッフ
検査スタッフ

そうなんですよ~。でも、検査はできているので大丈夫です!

思わず、絶句。「その検査、正しいんですか?」と言いたくなりましたが、「病院を変えよう」と思い、聴力検査を後にしました。

今まで、耳鼻科を含めて、いろいろなところで聴力検査を受けてきましたが、こんなことはじめてです。

衝撃⑥ 豪華な食事付!ではなかった…

人間ドックには食事がついています。はじめて人間ドックを受けたときも「人間ドックのあとの食事は、自分へのご褒美!」「うなぎを食べた~」とか、先輩方の豪華な食事話をたくさん聞いていました。

ぶあ
ぶあ

朝からの水分制限、バリウム、血糖値負荷検査、がんばったご褒美の時間だ~

とワクワクしながら、食事の場所へ。部屋に入ったとたん、ちょっと嫌な予感がしたんです。

ぶあ
ぶあ

ん? これって、ただのお弁当じゃ・・・

ドキドキしながら、ふたを開けると、

ただのお弁当でした。

豪華な食事じゃなかった!「検査する場所によって、食事は豪華じゃない場合がある」ことを知った瞬間でした。お弁当は普通においしくいただきましたが、豪華な食事を期待していただけに、ショック。

衝撃⑦ しっかりバリウムの恩恵を受ける

これは、バリウム検査を受けた人からよくよく知らされていた事実。「バリウムは検査のあとも大変だ」と。

水をとにかく大量に飲むように。1年目は、その教えをしっかり守り、すんなりと排出することに成功しました。驚いたのが、固まるので、トイレ掃除には手こずること。2年目からはトイレ掃除はなれます。

それよりも、大量に水を飲んでいるのに、だんだんとすんなり排出されなくなってきました。年齢って関係するのかな?

昨年は、おなかが数日パンパンになり、今年は横腹に激痛が。すべて排出されると、直りましたが、はっきりいって苦しすぎます。

バリウムじゃなくて、胃カメラという選択肢もありかな~と考えています。

【まとめ】受診機関選びは大事!せっかくお金を出して受けるのだから、ご褒美付きの場所を選ぼう

30歳後半になったら、2年に一度は人間ドックを受けてもいいかもしれません。特に、体調に不安がある方は!

でも、会社の健康診断が充実している場合は、わざわざ人間ドックを受けなくても、それほど変わらないような気もします。

というのも、以前の職場では、無料の健康診断の中に、年齢や希望によって、婦人科もバリウム検査もレントゲンも含まれていました。夫の職場では、心電図検査も入っています。職場が変わり、無料の健康診断が「血液検査、尿検査」など簡易的なものだけになってしまったので、今は「人間ドック」を受けるようにしています。

まずは、検査内容を見比べて足りないものがあるのかどうかをチェックしてみるといいですね。足りないものが多ければ、人間ドックを受けてみるのもあり。「早期発見・早期治療」につながり安心です。

もし、人間ドックを受けるのなら、検査機関選びは重要です。わたしのように、単純に「家から近いから」という理由で選んでしまうと、不安が残る聴力検査や期待はずれの食事にがっかりすることになるかもしれません。

人間ドックは、決して安くはありません。補助があっても、オプションなどをうけると、それなりにお金がかかります。しっかりとした検査機関で満足のいくサービスを受けられる場所を選ぶことをおすすめします。

若いときのように、健康に不安がまったくない!というわけではない年齢になりました。子どものためにも、家族のためにも、健康を維持するための定期的な健康診断は必要だと思います。

今日は「人間ドックの衝撃」についてお伝えしました。その多くが事前に分かっていれば、衝撃を受けずにすむことばかりです。これから「人間ドック」を受けようと思っている方、ぜひ参考にしてくださいね。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育コンサル・アドバイザー/WEBライター/チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現役時代には発信できなかった「教師の本音」、若い先生たちに伝えたい「ちょっとしたノウハウ」を伝授!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「子育て」「教育」が必要☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

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