オーブン粘土で陶芸に挑戦して、大成功!
挑戦したエピソードはこちら。
さっそく、日常使いを始めました。
実際に使い始めると、思いもよらない「いいこと」がありました。ハンドメイドだからこそのメリット、そして思いがけないメリットを今日はお伝えしたいと思います。
これから、オーブン粘土陶芸に挑戦したいと思っている方、何を作ろうか悩み中の方、作る前にぜひ読んで、参考にしてくださいね。
【娘の茶碗】ごはんがおいしくなった~!
笑っちゃいますが、娘の作った器が娘のごはん茶碗になりました。出来上がりを見て、娘がひとこと。
「これ、ご飯入れる~!」
ごはん茶碗にしては少し小さい気がしたのですが、食器として使えるコート剤をぬったことだし、娘の気持ちを大切にすることにしました。
さっそく、ご飯を入れて食事をした娘。いつもよりも、もりもり食べていました。そして、発した言葉が…「いつもより、ご飯がおいしい~!」
食器が変わると、ご飯の味も違って感じるようです。子どもってかわいいですね。これも、自分が作ったからこそなのでしょう。苦手な食べ物も、自分で作った食器で食べたら味が変わるのか、ちょっと気になるところです。
【一輪挿し】庭の花をさすだけで空気が変わる
娘は、散歩にでかけると、必ず野に咲く花を摘んできます。それをさす花瓶がなくて、今までは短く切って、ガラスの容器に入れて飾ったりしていました。
そこで作った「一輪挿し」。さっそく、庭に咲いていた花を飾ってみました。
すると、玄関の空気が変わった気がしました。花がある生活っていいものですね。産休をとっていたときは、よく花屋で好きな色の花を買って飾ったりしていましたが、仕事に復帰してからは、そんな余裕はまったくなし。時間に追われ、花のある暮らしから遠のいていました。
「一輪挿し」があれば、わざわざ花屋で花を買ってこなくても、娘の摘んできた花や庭の花をちょこっと挿すだけでいい。それだけで、暮らしに「花」を取り入れることができちゃうんです。
【箸置き】日常的に箸置きは便利!
みなさん、箸置きって使っていますか。子どもが生まれる前は使っていた我が家も、今や、ほとんど使わない生活。来客用に箸置きはあるものの、日常使いの箸置きはありません。(たぶん、引っ越しのときに手放したと思われます)
そこで、今回作った箸置き2セット。さっそく使ってみたところ、子どもにとってメリットがありました。我が子は5歳なので、それよりも低年齢のお子さんだとメリットにならないかもしれません。
そのメリットとは、
① 箸置きがあると、箸が転がらなくなった
箸をそのままおいておくと、食事中に箸が転がったり、床に落ちたりすることないですか。我が子だけなのかな。箸置きを使い始めて、箸が転がらなくなりました。娘もそれが分かったのか、箸置きに箸を置くことを意識するように。
② テーブルの汚れが少なくなった
昔はプレートを使っていましたが、最近は大人と同じように食べたがるようになったので、プレートは使っていません。ランチョンマットを使った時期もありましたが、汚れが激しいので、今は直置きです。
箸置きを使うようになって、テーブルの汚れが少なくなりました。だいたい、箸についたものでテーブルが汚れます。それが、箸置きを使うことで箸についたものがテーブルにつかなくなりました。
箸置きも水洗いできるので、衛生的。コート剤の力が発揮されています。
【祖母の薬入れ】プレゼントとして喜ばれる
祖母の誕生日プレゼントとして娘が作った「お薬入れ」。手作りなので、プレゼントとしても、ぴったりです。気持ちを込めて作ったプレゼント、喜んで使ってもらえることで、さらに娘もうれしそうでした。
実際に使ってもらえそうなものを作るっていいですね。あげて終わりではなく、そのあと、使っている姿を見ることができる。子どもの心にもよい影響を与えると思います。
【石鹸おき】意外と使いやすい&石鹸カスも目立たない
実は、オーブン粘土で「石鹸おき」を作ったことに、夫は驚いていました。水はけを心配しているようでした。
でも、実際に使ってみると、思いほか使いやすい!
ちゃんと穴をあけて作ったので、水はけもいいし、石鹸カスが目立ちにくい。
水でさっと洗えばきれいになるし、安っぽくない見た目もいい(自画自賛?)。大満足の使用感となりました。これも、しつこいですがコート剤のおかげ。オーブン粘土で生活用品を作るなら、すべてにコート剤をぬっておくことをおすすめします。汚れがつきにくくなるし、水で簡単に洗えるので、便利ですよ。
【まとめ】日常的に使えるものを作ると、ゆたかな気持ちに…
今回、オーブン粘土で陶芸をしてみて実感したことがあります。
手作りって、面倒なイメージがあったけど、手間をかけるっていいなぁ
100均で安くいろいろなものが手に入る時代になって、いつの間にか使い捨てのような感覚でモノを買ったり捨てたりするようになりました。もちろん、100円でも長く使える優秀な物、便利なアイテムもたくさんあります。
でも、今回、久しぶりに陶芸をしてみて気づいたんです。
手間をかけて作ったモノに囲まれる心地よさ。
身の回りにあふれたプラスチック製品の多さ。
すべて手作りをするまでの覚悟もないし、時間的な余裕もない。でも、時々そんな時間をもつことで、こころが整うことを実感しました。そして、その後の生活も、ちょっと「ゆたか」になる。作っておわりではなく、作ったものを使う生活ってすてき!ですよ。
さらに、陶芸ってお金がかかるイメージだったんですが、意外と安くできちゃいました。粘土2種類+コート剤をネットで購入して、2000円弱。
コート剤はまだまだたくさん余っているので概算になりますが、1つの作品あたり材料費は200円もかかっていません!電子レンジの電気代がいくらかかかるとしても、安い!
これから、オーブン粘土で陶芸をやってみようかな~と思っているみなさん、ぜひ生活の中で使えるモノを作ってみてください。きっと、生活に小さな変化が起こると思いますよ。
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