このままだと、家中がシールだらけ…子どもがシールにハマったらやること

おうち遊び
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子どもはシールが大好きです。

シール貼りは指先遊びにもぴったり。最近では、シール帳も手軽に買えるようになったので、「旅のおとも」としても役立ちます。

指先遊びについては、こちらをご覧ください。

ところで、シール帳以外にも、いろいろなところにシールを貼りたがりませんか。

「シールを見れば、どこかに貼りたい!」

それが子ども心なのでしょう。

ぶあ
ぶあ

いや~、どこもかしこも、シールだらけになるのは勘弁。

でも、子どもの気持ちも大切にしてあげたい!

そんな葛藤がありました。わたしと同じような葛藤をされている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今日は「葛藤の結果たどりついたシール対応策」をお伝えしたいと思います。シールに興味をもちだしたお子さんをおもちの方、シールの貼る場所でお悩みの方がいたら、参考にしてみてくださいね。

チコちゃんを見て納得!子どもはシールが好きなわけ

子どもがシールが好きなのは、知っていました。シールをペタペタ貼っている時間は、静かだし集中していることも。だから、飛行機に乗るときも、必ず「シール帳」を持っていきます。

「飛行機の持ち物」について興味のある方は、こちらもどうぞ。

自分が子どものときも、タンスにシールを貼っていたのを覚えています。そのうち、成長すると、シールが恥ずかしくなり、一生懸命はがした覚えも。

どの時代でも、シールは子どもにとって大好きなものなんですね。

でも、「なぜシールが好きなのか」なんて、考えたことがありませんでした。

そんなとき、NHKのチコちゃんで「子どもはシールが好きなのは、なぜ?」というテーマが!

ぶあ
ぶあ

ペタペタ貼ることが、楽しいから!?

と興味深く見ていたら、答えは「達成感を得られるから」でした。シールは簡単に貼ることができます。その「貼る」ということで「貼れた!」という達成感が得られるのだそうです。

また、1歳半ごろからの感覚運動期は「ただ貼ること」でシール貼りを通して達成感を味わい、3歳ごろからは「自分を表現するために」シール貼りをするらしい。

これを聞いて、納得しました!

たしかに、我が子もはじめは、その絵が何であっても関係なく、とにかく貼って満足そうでした。それが、年中さんになったくらいから、こだわって貼るようになりました。バランスを考えたり、仲間わけしたりしながら、シール遊びをするようになったんです。

「シール遊びを通して身についた成功体験は、自尊感情にもつながる」ようです。だから、シールを貼ったことを叱るのはNG。シール貼りを認めてあげることが大切なんですね。

ぶあ
ぶあ

でも、家中が子どものシールだらけになるのは、ちょっと…

想像するだけで、ストレスがたまりそうです。そこで、親の思いと子どもの思いを両方かなえる方法を考えました。あくまで、これは我が家がたどりついた方法です。

シールは「決まった場所に」好きなだけ貼らせてあげよう!

「子どもにはシールを貼らせてあげたい。でも、ありとあらゆる場所に貼られたら、自分がストレスになる」と思ったわたし。

ぶあ
ぶあ

家の中で、子どもがシールを貼っていい場所を決めよう!

と、ひらめきました。「どこに貼るか」は、けっこう重要です。

子どもが一人で貼りやすい場所であること

決められた範囲であること

「ここだけ」という約束が子どもにとって分かりやすい場所であること

来客のときに移動できるとさらにいい

こんな感じで「シールを貼る場所」を考えました。

「子どもが貼りにくい場所」だと意味がないし、「ここだけ」というのが分かりにくいと他の場所にシールが侵入してくる危険があります。また、「どうしてもかくしたい」というときに、移動できるものだと安心かなと思いました。

ただ、実際、「どうしてもかくしたい」状況は起きていないので、これは人によるかなと思います。「シールベタベタのものを来客に見せたくない」という方は、「移動できるもの」という条件も大事になりますね。

その結果、我が家では「子ども用のダイニングチェアー」に決めました!

場所以外は、どんなシールでも目をつぶる覚悟が大事!

子どもには、シールを貼っていい場所を伝えます。

「そこ以外には貼っちゃダメ」と伝えるのではなく、「ここなら、好きなだけシールを貼っていいよ~」と伝えました。禁止言葉は、子どもの成長にあまりおすすめできません。本当に危険なとき以外は、使わないようにしています。

子どもはどんどんシールを貼っていきますが、大人はただ見守るだけ。「よかったね」「貼れたね」と子どもの気持ちによりそうだけでOK。子どもの達成感は満たされます。

でも、ある日、見てしまったんです。すごいシールを!

ぶあ
ぶあ

えっ!キャラクターシールの中に、違うものがまざっている!?

それは、「たまごの殻についている賞味期限シール」さらに「バナナのブランドシール」たち。いつの間に…、ゴミ箱から拾ったとしか考えられません。

「こんなシールでも欲しがるのか」と衝撃でした。シールを探し出す力、あなどってはいけません。

どこに貼っても安心!シールをはがしやすくする方法

昔は、ぬらしてこすってとっていた記憶がありますが、今は「シールはがしスプレー」も売っているし、便利になりました。でも、何年もたっているシールって「シールはがしスプレー」でもきれいにとれないこと、ありますよね。

そんなときは、うちの夫の出番。ドライヤーで温めながら、少しずつはがしていきます。わたしは焦ってはがして失敗してしまうので、少しずつじっくりはがすのがポイントのようです。

窓につけている結露防止シールなども、ドライヤーで簡単にきれいにはがすことができますよ。

我が子の「ダイニングチェアー」のシールをはがす日は、まだまだ先のようです。

【まとめ】貼る場所だけは決めておこう!それ以外は自由に。

「シール、見て見て!こんなにいっぱい」とうれしそうな娘。シールだらけで、もとの椅子の色がもはや見えない状態になりつつあります…。

ぶあ
ぶあ

シールを貼るだけで、こんなにうれしいんだね!

親としても、うれしい限りです。そのうち、このシールだらけの椅子を「恥ずかしい」と思う日が来るのでしょう。それまで、娘の「シールコレクション」は続きます。

成長過程だと思えば、「いっとき」のこと。シールコレクションで達成感や自己肯定感が得られるのなら、思いっきりやらせてあげましょう。

プロフィール
ぶあ
ぶあ

教育コンサル・アドバイザー/WEBライター/チャイルドコーチ
10年以上の小学校教員経験&コーチングを活かした子育てを実践しながら、その経験をもとにコーチング子育て、おうちで使えるコーチング法など、オリジナルメソッドを公開中。現役時代には発信できなかった「教師の本音」、若い先生たちに伝えたい「ちょっとしたノウハウ」を伝授!
子育ても生き方も、もっともっと自由でいい!まわりの「ものさし」に合わせるのではない、肩の力をぬいた「子育て」「教育」が必要☆
旅大好きな昭和アナログ世代。結婚して子どもが生まれても、旅人魂は変わらず。夢は「旅するように生きること」。

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