新聞紙、昔は各家庭にあるものでした。
でも、最近は新聞をとっていないご家庭も増えていますね。実は、我が家も新聞はとっていません。でも、意外と新聞紙って使えるんですよね。必要なときは、実家から新聞紙をもらってきて使っています。
学校でも、新聞紙を使うことがあります。図工のとき、習字のときなど、「新聞紙を持って来てください」と突然言われて困った!という経験がある方もいるのではないでしょうか。
今日は、そんな「新聞紙」を使った簡単な「おうち遊び」を紹介したいと思います。数ある新聞紙遊びの中から、実際にやったことがあるもの、家でできるものを7つ選びました。
幼児から小学生まで幅広く遊ぶことができるので、天気が悪くて外遊びできない日などにぜひおうちで遊んでみてくださいね。また、新聞紙がなくても、家にあるチラシや古紙などでも代用できるので、アレンジしてみてください。
新聞紙遊び① 集中力と指先遊び「ビリビリゲーム」
「落ち着かないなぁ」という日に、よく教室で遊んでいた遊びがこれ。
新聞紙をビリビリ指で破いていって、誰が一番長く切れるかを競うゲームです。競争しなくても、遊ぶことができるし、紙の大きさを工夫すれば小学生でも盛り上がります。時間を区切ってもおもしろいですよ。切り方は自由。はさみは使ってはいけません。
渦巻のように切っていく子もいれば、端から順番に切っていく子も。大胆な子、几帳面な子、いろいろな姿が見られる遊びです。切ったあとに、長さをはかれば、算数の学習にもつながりますよ。
新聞紙遊び② ワクワクドキドキ「新聞紙じゃんけん」
1枚の新聞紙を広げた状態でスタート。新聞紙の上に立ちます。
じゃんけんをして負けると新聞紙の大きさが半分になります。負ければ負けるほど、新聞紙がどんどん小さくなっていくので、立っているのが大変に。新聞紙の上に立てなくなったら、負け!というゲームです。ひとりずつでもできるし、グループでも遊べます。
新聞紙の大きさが小さくなっていくと、子どものテンションもあがります。
新聞紙遊び③ 新聞紙で大変身「仮装パーティー」
新聞紙で、洋服やぼうし、身につけるモノなどを作って、仮装パーティー。大人の感覚だと「え?新聞紙でしょ!?」と思うのですが、子どもには違って見えるようです。
ドレスになったら、剣になったり、好きなものに変身できる「魔法の新聞紙」。子どもの手でも切ったり、ねじったり、曲げたりしやすいのも、新聞紙のいいところ。新聞紙以外のものは使わないという制限を作っても、楽しいです。ハサミやテープなどを使わずに、形を作る工夫をはじめますよ。
新聞紙遊び④ 新聞紙で自分だけの場所「秘密基地」
新聞紙で囲むだけで秘密基地にもなります。新聞紙をまとめて、てっぺんをとめれば、三角テントのようになったり、ひもに新聞紙をつけてつるせばパーテーションのように。
以前「巣ごもりのすすめ」について書いたことがありますが、新聞紙でそんなスペースを作ることもできますね。子どもにとって、自分だけのスペースってけっこううれしいもの。わざわざテントを購入しなくても、新聞紙があれば「新聞紙テント」ができちゃいます。
新聞紙遊び⑤ ストレス発散「ビリビリ切っちゃえ~」
イライラがたまっているときには、思いっきり発散させてしまいましょう。新聞紙をビリビリ切って、巻き散らす!
これも、雨の日の教室でよく遊んでいました。もちろん、散らかります。散らかったあとには、しっかり片付けをするところまでが遊びです。
親が片付けをしなくちゃって思うと、ちょっと躊躇するかもしれませんが、「片付けするまでがゲームだよ」とはじめに宣言してからスタートするといいと思います。ストレス発散にもなるので、ちょっとイライラしているなぁという日に親子で遊んでみてはいかがでしょう。
新聞紙遊び⑥ 新聞紙で「スポーツ大会」
体力がありあまっている子にはぴったりなのが、新聞紙を使ったスポーツ大会!使っていいのは、新聞紙だけ。なので、家の中でも遊べるのがいいところです。
ボールとバットで野球。新聞紙ボールでサッカーのリフティング。フェンシングやボーリングもいいですね。以前「ペットボトルdeボーリング」これを「新聞紙deボーリング」に変えて遊ぶこともできます。
新聞紙遊び⑦ 新聞紙を広げて「空想マップ」
新聞紙を広げて、その上に好きに絵を描いていくもの。新聞紙だから文字があって、絵は描きにくいんじゃないかって思いますよね。それが、子どもにはあまり気にならないようです。ペンで迷路をかいたり、町のマップを描いたり。
新聞紙じゃなくて、梱包材の紙(くしゃくしゃになってダンボールに入っている紙)も使えますよ。我が子は、梱包用の紙を見つけると、必ず広げて大きなマップを描いたり、空想の世界を描いたりしています。普段の使っているスケッチブックよりも、はるかに大きい紙にワクワクするようです。
【まとめ】新聞紙遊びは無限に広がる!新聞紙を思いっきり活用しよう
新聞紙遊びの7つを紹介しましたが、これ以外にも遊び方はたくさんあると思います。子どもの想像力は無限大!
さぁ、今日は新聞紙で何する?
親が「これで遊んでみる?」と提案するのもいいけれど、「新聞紙で自由に遊んでいい」と言われたら、どんな風に遊ぶんだろう?と観察するのも楽しいです。
遊んだあとの新聞紙は、そうじなどに使ってもいいですね。
新聞紙が家にある方は、いつでもすぐに遊ぶことができます。また、家に新聞紙がない方でも、さきほどお伝えしたように「梱包紙」やチラシ、裏紙などを利用しても遊ぶことができます。ただ、遊びによっては、やっぱり新聞紙が使いやすいものもありますね。
昭和に育ったわたしとしては、新聞紙って身近にあって使い勝手のいいアイテム。割れ物を包んだり、お花を包んでもいいし、子どもが料理するときにテーブルに敷いたり、工作や粘土でも使えて便利!
とはいっても、我が家は新聞をとっていないので、実家の新聞紙をもらってきてストックしていますが…。令和のママたちはどうしているんでしょうか?
新聞紙の代わりになるような万能アイテムが
別にあったりするのかな
なんて、興味がわいてきたり…。
わざわざ買わなくても、身近なものでも、子どもの遊びは広がります。ぜひ機会があったら、新聞紙遊びしてみてくださいね。
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