さて、外出自粛が続き行動が制限される生活に、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、休校中の子どもたちも、学校のない生活に飽きてきたり、友だちと会えないさみしさや思い切り体を動かせないもどかしさを感じたりしていることと思います。
少し前まで、うちの近くの公園は、たくさんの小学生たちであふれていました。さすがに、そこへ5歳児を連れていく勇気もなく、屋外とはいえ密度の濃さに不安を覚え、どうしたものかと悩んでいました。
外出自粛とはいえ、やはり家から一歩でないのでは、健康上あまりよくないのではないかと感じます。せめて、天気のよい日は、太陽の光を浴びたい!外の空気を吸いたい!けれど・・・
公園は人が多いし、遊具も共用だから心配。
散歩といっても、すぐに飽きちゃう。
庭も広いわけじゃないし、走り回るスペースはない。
今日は、こんな心配をしている人におすすめ「晴れの日を過ごす方法」を紹介したいと思います。「もうすでに試しました~」という方がいたら、ごめんなさい。
ちょっとしたアレンジ方法も載せているので、最後までおつきあいいただけたらうれしいです。
晴れた休日の過ごし方① 食育にもつながるよ。植物を種から育ててみよう!
花でも野菜でもいいのですが、種から植物を育ててみませんか?
小学生なら、毎年学校の授業でやっていますね。でも、今は、休校中の子どもたちも多いと思います。
だからこそ、家庭でその体験をさせてみてはいかがでしょう。種から発芽させ育てるのは、けっこう大変です。でも、ぜひ「種」を見せてあげてほしい!種によって色や形が全然違うことは、子どもにとっては大きな学びであり、発見なのです。
何種類か種が手に入るなら、「種あてクイズ」も楽しいです。種の形や大きさ、匂いから当てられることもありますよ。
存分に種で遊んだら、発芽させてみましょう。毎日観察して発芽が成功したら、土に植え替えます。ほとんどの花や野菜は、プランターで十分に育つので、庭がなくても大丈夫!
ハーブ類ならキッチンの出窓でも栽培できるし、ベランダ菜園でもいいですね。うちは、玄関先にプランターを並べています。子どもがその後も世話をしやすい場所を選ぶのがポイントです。
ただ、発芽してもうまく育たなかったり、発芽しなかったりすることもあると思うので、その場合には苗を買って補うこともあり。苗の方が育ちやすいので、種から育てるだけでなく苗もあると安心かもしれませんね。
また、野菜育てると、食育にもつながります。わたしは、子どもの頃ピーマンが苦手だったのですが、自分でピーマンを育てて食べて以来、食べられるようになりました。不思議なものです。野菜嫌いなお子さんがいたら、ぜひ試してみてください。(結果、嫌いなままだったら、ごめんなさい)
うまく育たなかった野菜は、野菜スタンプとして利用することもできます。無地のTシャツに、野菜スタンプをして、オリジナルTシャツ作りも楽しいですよ。
100円均一のアクリル絵の具を、野菜の切り口に塗って、ペタペタスタンプするだけで簡単です。洗濯しても乾燥機にかけても消えないのは、実証済み!世界でたったひとつのオリジナルTシャツ、おすすめです。
晴れた休日の過ごし方② ただの散歩じゃつまらない!ウォークラリーをしよう
犬がいたら、一緒に散歩できていいなぁ。なんて思ったりしますが、うちにはワンちゃんはいない。散歩といっても、公園を避けての散歩って、子どもにはおもしろくないですよね。
そこで、「勝手にウォークラリー」をやってみました。紙にビンゴのようにマスをかいて、その日の中にミッションを書いていきます。ミッションといっても、「散歩で見つける物」なので、簡単なもので大丈夫です。
「ポスト」「黄色い花」「桜の木」「赤い車」とかなんでもOK。子どもと一緒に考えると楽しいです。
マスが埋まったら、いざ出発!
ルートも子供に決めさせます。(迷子にならない程度に)
歩きながら、ミッションを見つけたら、そこに〇をつけていくだけ。9マスにしておくと、ビンゴゲームのようにも遊べます。「横一列そろったら、ビンゴ!」と、子どものテンションはあがります。ただし、この反応は幼児だけかも。
小学生以上もビンゴは好きだと思うので、ミッションを少し難しくするといいと思うます。親子や兄弟、二人以上でやるのであれば、お互いのミッションを交換して書いてもいいですね。
晴れた休日の過ごし方③ ぽかぽか陽気に日には…水遊びのついでに洗車を!
これは、家の前に洗車できるスペースがある場合に限られます。
気温が高い日には、水遊びのように洗車をするのもおすすめです。
子どもは、水遊びが大好き。ホースで水をかけるだけも、キャーキャー喜びます。洗車用の洗剤のあわあわも、大好き! ただし、肌が弱い子は洗剤には気をつけてくださいね。
車がきれいになることは、あくまでも「ついで」だということを忘れずに。水遊びで楽しみながら、車がちょっときれいになればラッキー!くらいの気持ちで見守りましょう。
びしょびしょに濡れてしまった場合に備えて、お風呂を沸かしておくのも大事。この時期、風邪をひくことだけは避けないですよね。
風邪をひかないように気をつけながら、キャーキャー大騒ぎしてストレス解消させてあげましょう!
車がない、洗車のスペースがない場合には、シャボン玉遊びも楽しいです。ハンガーで大きなシャボン玉作りに挑戦したり、割れないシャボン玉液を実験してみたり、幼児から小学生までいろいろ工夫できると思います。
洗車もシャボン玉も、どちらもうまくいけば、きれいな虹が見られるかも!癒されます。
晴れた休日の過ごし方④ 窓全開!思いっきり断捨離DAY
時間がないとなかなかできない「断捨離」。
天気がよい日に「今日は断捨離DAY」と決めて、子どもと一緒におもちゃや絵本、洋服などを一気に断捨離してみてはいかがでしょう。
窓全開にして、外に干すものはどんどん干す。「いるもの」「いらないもの」に分け、「いらないもの」の中で「使えるもの」「使えないから捨てるもの」にさらに分けます。子どものものは、子どもが自分で分けるのがポイント!
中には親からしたら、「それ、いらないでしょ!?」というものを、娘は「いる」と言い張ったりしますが、とりあえずは子どもの意思を尊重しましょう。
自分で分類できるようになることが大切かな…と思うので。
雨の日だとイライラしたり、子どもを待てなかったりするので、わたしは「断捨離は晴れの日」と決めています。
直接、太陽の光を浴びるのは服やぬいぐるみですが、太陽の匂いとすがすがしい風を感じることができますよ。
晴れた休日の過ごし方⑤ 玄関先でできる「めざせ!新記録」
自分が子どものとき、夏休み中、毎日なわとびをしていたことを、ふと思い出しました。毎日続ける中で、知らず知らずのうちに、自分の記録を更新しようと必死になって練習していたわたし。
これって使える!
玄関先のちょっとしたスペースでもできることって、けっこうあるかもしれない!
と思ったわけです。玄関先でできそうなこと、探してみました。
なわとび
フラフープ
リフティング(サッカー)
ドリブル(バスケットボール)
これなら、わざわざ公園へ行かなくても、玄関先のスペースでもできそうですよね。広いお庭があれば、もっと選択肢も広がります。
ただやっているだけではつまらないので、「新記録」を意識してチャレンジしてみてはどうでしょう!もちろん、「自分の中の新記録」です。誰かと比べる方法もありますが、それだと競争になってしまいます。「負けた!」から「やらない」になってしまっては、もったいない。
誰かに勝つためではなく、自分の記録をのばすための方が、継続しやすいのではないかと思います。「継続は力なり」といいますが、コツコツ努力を重ねたことは、必ず自分の力になります。そして、それは自信につながります。
記録は目に見えるところに貼っておくと〇!
子どものやる気がアップすると思います。記録更新したら、記録を貼りかえて「おめでとう~!」 子どもだましのように感じるかもしれませんが、褒めてもらうのはうれしいものです。
「子どもがやってみたい」と思うことで、「新記録」めざしてみませんか。
【まとめ】ちょっと体を動かすだけでも違う。太陽の光から元気をもらおう。
外で少し体を動かすだけで、心が解放される。
太陽の光を浴びるだけで、おだやかな気持ちになる。
つまり、気持ちが沈む、イライラするときこそ、太陽の光を体が必要としているときだということ!
なかなか外出しにくい時期ではありますが、身近にできることを試してみませんか。
子どもの成長にも、太陽の光は必要なもの。そして、大人の心の健康にとっても、重要な役割を果たしてくれます。
今日紹介したことは、ほんの一部です。まだまだできることはあると思います。ぜひ、親子でできること、太陽の下で楽しめること、探してみましょう!
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