だんだん寒くなってきましたね。
寒さに弱いわたしは、できるなら冬眠したい季節です。
こんな寒いときには、ほっこり温かくなる工作はいかがでしょうか。今日は、はさみとボンドで簡単にできる「フェルトを使った工作」を紹介したいと思います。作り方は簡単すぎるので、ちょっとしたアレンジ方法も一緒にご紹介できればと思っています。
家にフェルトがあまっている方、フェルト工作に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【はじめに】フェルト工作で使うもの
・フェルト(好みの大きさ・色)
・裁ちばさみ
・ボンド(ダンボールとつまようじもあると便利です)
これだけです。フェルトなので、切るときは裁ちばさみ(子ども用)を使っています。裁ちばさみは、普通のはさみよりも大きいので、子どもが使うのがむずかしい場合は、切るときは大人が切ってあげてもいいと思います。
フェルトは、100均でカラフルなものがそろいます。大きさもさまざまなものが出ているので、作るものに合わせて選んでみてください。
ボンドは木工用ボンドでOK。ボンドをつけるときに、ダンボールの切れ端とつまようじを使うと手が汚れません。また、細かいところにつけるのにも便利です。ダンボールの切れ端がなくても、代用できるもので大丈夫です。学校では、工作用のお皿などにボンドを入れて使っていました。
フェルト工作① クリスマスにもぴったり!季節の飾りのタペストリー
クリスマスのタペストリーは、子どもが喜びます。
クリスマスツリーの形に大き目のフェルトを切り、そこに好きな飾りをフェルトで切って、ボンドで貼っていくだけ。クリスマスツリーの土台は大人が切って、小さい飾りは子どもが切るなど、分担してもいいと思います。下書きなしに切るのはむずかしいので、チャコペンなどで下書きしてから切りましょう。
飾りの数を決めておき、毎日一つずつ飾りを貼っていく、クリスマスまでのカウントダウンにしても楽しいです。毎年繰り返し使いたい場合には、ボンドでつけてしまうのではなく、マジックテープを使うといいと思います。付けたり外したりする遊びも、幼児には大事な遊びのひとつです。
クリスマスツリーを飾るスペースがなくても、壁に貼るだけなので場所をとらずにクリスマスの雰囲気が楽しめますよ。クリスマスツリーの土台ではなく、クリスマスリースで作って玄関に飾っても◎!
クリスマスの飾りとして紹介しましたが、それ以外にも応用がききます。お正月飾りを作って玄関に飾ってもすてきです。ハロウィン飾りにもおすすめです。見た目が温かいので、秋や冬に使いたい素材ですが、一年を通してどの季節に使ってもいいと思います。春は桜、夏はひまわりのように、季節の花で作ったり、ひなまつりや子どもの日などの行事にもぴったり。
手軽にかわいい飾りを購入するのもいいけれど、子どもと一緒に手作りする「時間」はかけがえのないものとなるのではないでしょうか。
フェルト工作② クリスマスツリーの手作りオーナメント
今年のクリスマスにやろうと思っているもの。実は、先日100均で見たクリスマス飾りがフェルトでできていたんです。クリスマスツリーの土台の部分をフェルトで作ったりはしていたものの、クリスマスのオーナメントは作ったことがありませんでした。
オーナメントってキラキラしているものが多いけれど、フェルトで作ってもかわいいかも~!
靴下の形とか、星型だったら、子どもでも切りとれそうです。紐をつけて飾れば立派な飾りになりそう!毎年少しずつ作り足していくのもいいですね。最近は、ラメの入ったフェルトもあるので、そういうフェルトを使ってもかわいい。
これは木製ですが、こんなトナカイもフェルトで作れそう。単純な形だから、幼児でもできそうですね。
フェルト工作③ 指先あそびにおすすめ!好きな模様でコースター
簡単にできるコースター。四角でも丸でもベースになるフェルトに、好きな形のフェルトをつけていくだけ。子どもが切るのなら、四角の方が切りやすいです。四角のベースに四角い形を貼っていくだけでも模様になります。色の合わせ方や形、子どもが自由に考えて遊びながら工作できると思います。
模様遊びのあとは、コースターとして使えるので、作って終わりじゃないところもおすすめポイント。観葉植物の下に敷いたりもできますよ。大きさを工夫すれば、コースター以外にもいろいろな使い方ができると思います。
フェルト工作④ 贈り物にぴったり!フェルトでグリーティングカード
小さめのフェルトで作ったものを画用紙に貼れば、グリーティングカードに変身!クリスマス、お正月、バレンタイン、母の日、父の日、敬老の日など、贈りたい相手に一言を添えて贈ってみてはいかがでしょう。いつもとは違ったカードに喜んでもらえるのではないかと思います。
ただ画用紙や折り紙などと違い、細かい形を切り出すのには向いていないのが、フェルト素材。イメージカラーを選んで、子どもが切りやすい形を一緒に考えてあげるといいと思います。
こんなサンタさんの顔なら、フェルトでもできそう!
これがカードに貼ってあったらかわいい!
【まとめ】フェルトを使って指先遊び。飾って、贈って、さらに心が温まる!
カラフルな色を見ると、子どもの心もウキウキするようです。何色かフェルトを買い置きしておくと、「工作したい」というときに便利です。
フェルト工作は、はさみで切る、切ったものを貼る、と指先を使う遊び。また、フェルトは紙と比べて厚手なので、直線を切るのであれば幼児でも切りやすい素材です。裁ちばさみで切る「ジョキ ジョキ」という感覚は、切っていて楽しいようです。
作り終わって飾ってみると、フェルトのよさがよく分かります。温かみのある雰囲気、寒い季節にぴったりです。フェルトって手芸のイメージが強いかもしれませんが、ただ切って貼るだけの「工作」としても使える優秀素材。「まだ、フェルト工作をやったことがない」という方は、ぜひ親子でフェルト工作してみてくださいね。本当にびっくりするほど簡単なので、おすすめです。
フェルトは裁縫デビューにもぴったりです。
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