今まで、無料のDMでお世話になってきた「チャレンジ1年生」。
飽きっぽい娘には、お試し教材で十分と思っていたのですが、なんと今年のサンタクロースに「チャレンジタッチ」をお願いしていた娘。
夫とも話し合い、4月まで無料でお試しできることもあって、申し込むことにしました!
サンタクロースが持ってきてくれたので、大興奮の娘。
ということで、親として、元教員として、チャレンジタッチを冷静に評価してみたいと思います。実際に使ってみてよかった点、事前に調べた中でデメリットと指摘されていた点を検証してみます。
まだ、使い始めて数日なので、ファーストインプレッションとしてお伝えできたらと思います。「チャレンジタッチ」に興味がある方、通信教育を始めたいけどどれがいいのか悩んでいる方の参考にしていただけたらと思います。
チャレンジタッチの魅力① ゲーム感覚で学習ができる
タブレット系の通信教材はいろいろありますが、チャレンジタッチの一番の魅力が「キャラクター」が全面に出ているところではないかと思います。「キャラクターと一緒に学習していく」そこが、うちの娘には合っていたようです。
タブレットの画面も、キャラクター性が強く、ごちゃごちゃしたイメージは確かにありますが、それが合う合わないはそれぞれのお子さんの性格にもよるのではないでしょうか。シンプルな方が学習がはかどるという子もいれば、キャラクターと一緒だから飽きずに学習できる子もいるはず。
我が子の場合、チャレンジタッチを始めた理由は、娘の「学習面の不安を取り除く」ことが一番だったため、とにかく「学ぶこと=楽しい」ということが大事だったんです。
前にも別のブログ記事で書きましたが、小学校入学前に、学習面であれこれ学んでおかなくても大丈夫と思っているので、チャレンジタッチに求めるものは「学力」ではなく、「楽しい」という感覚。
チャレンジタッチで学んでいる姿を見て、ゲーム感覚で学習ができるという魅力があると思います。
特に、英語は今まで保育園の月1の英語活動以外、何もやってこなかったのですが、チャレンジタッチの英語ゲームで、食べ物の名前を覚え、発音もまねして言えるようになっていました!
恥ずかしがり屋で、保育園では大きな声で発音したりできないであろう娘が、タブレットだと自信をもって発音の練習ができる!これは、大きなメリットだと感じました。
チャレンジタッチの魅力② 机に座る習慣がつく
自分の机(夫の手作り机)に座って、チャレンジタッチをしています。机に座る習慣、学習習慣がつくことにも、つながります。
今までも、机に座って工作したり、お絵描きしたりしていましたが、気づくと床に移動していたり、姿勢が崩れたりしていました。
それがチャレンジタッチをするようになって、しっかり机に向かい、姿勢よく座る習慣がついてきました。それも、チャレンジタッチの中に「かっこいい1年生」のイスの座り方やえんぴつの持ち方などが入っていることが大きかったと思います。
親から言われてもなかなか身につかないことってありますよね。それが、先生やコラショ(チャレンジのキャラクター)に言われると、不思議なほどすんなり聞くことができる。
小学校前に机に向かう習慣をつけておくことは、とても大切なこと。それが、チャレンジタッチを始めることですんなりと身につきました。
夫が娘の机をDIYした様子はこちらから…
チャレンジタッチの魅力③ 勉強に対する不安が楽しみに変わる
秋にあった「就学時健診」。それまでは楽しみで仕方のなかった小学校生活が、初めて小学校に行って、いろいろなお友達の様子を見て、急に不安になった我が子。
未知の世界に飛び込むのは、誰だって不安なものです。娘の一番の不安は、どうやら「学習面」のようでした。保育園のお友達の中には、すでに通信教育をやっている子、たし算ひき算ができる子がいるようで、その話を聞いて、さらに不安が募った様子。
入学前に親ががむしゃらに教える必要はまったくないと思っていますが、それでもやる前から「できない」「むずかしい」と思い込んでしまうのだけは避けたいと感じました。
そこで選んだ「チャレンジタッチ」。ひらがなの書き順も、親が教えるよりははるかに身につく!さらに丁寧に書いている姿に、感動すら覚えます!
「チャレンジタッチ」の学習内容も、決して英才教育ではなく、幼児に必要な数遊びや空間認識、入学前に必要なひらがなの書き方などなのも、元教員として「ちょうどいい」内容だと感じています。(もうちょっとボリュームがあってもいいかな)
チャレンジタッチの魅力④ 学習面だけでなく、生活面もカバー
教員時代、よく保護者の方から「親がいってもぜんぜん聞かないけれど、先生の言うことはちゃんと守ろうとするんです」と言われました。同じことを親となった今、感じることがあります。
特に、生活面については、親が口うるさく言うよりも、保育園の先生や大好きなキャラクターに言ってもらった方がはるかに効果的!
チャレンジタッチの中には、交通安全や学校でのルールなども教えてくれます。入学前に学んでおくことで、親としても安心です。
チャレンジタッチの魅力⑤ 時間や約束を守る姿勢がつく
一応30分たつと「休もう」というメッセージが出るようになっています。でも、やっている途中で出てくることはないので、知らず知らずのうちに時間がたっていることもあります。
そこで、うちでは、入学準備セットについていた目覚まし時計を使って「何分までね」と終わる時刻を確認してから始めることにしています。1日にできる回数も決めています。それから、夜寝る前にはやってはいけない約束もしてました。
約束をするときには、必ず、その理由をきちんと伝えるようにします。娘が納得することが大事。納得するから守ろうとする。納得していないことは、子どもは自らやろうとはしません。
それでも、どうしても夢中になってしまうのが、子ども心。そこを我慢してやめる、約束を守ることを身につけるいい機会にチャンレンジタッチはなっていると感じます。
我が子の場合、サンタクロースからのプレゼントなので、娘いわく「ちゃんといい子にしていないと、ブラックサンタが来て、プレゼントを持って行ってしまう…」だそう。それがいやなので、約束を守ろうとしています。
自制心を育てるのにいいきっかけになるかも!
これから先、成長していくにつれて、いろいろな誘惑と戦っていくことになる娘。そんなときに、きちんと自分で選択する力をつけてほしいなぁと願っています。
チャレンジタッチのデメリット?① ひらがなの採点が厳しい
さて、ここからは「チャレンジタッチ」のデメリットとして指摘されている点について書いていきたいと思います。
ひらがなの採点(カタカナ・漢字も含む)が厳しい!
という声はかなりあるようです。わたしも、事前に使われている方のレビューを確認しましたが、中には「厳しすぎてやる気がなくなる…」という声もありました。
実際に、娘が使っているのを見ての感想ですが、思っていたよりは厳しくはない。ただ、これは、わたしが元教員で、小学校1年生のひらがな指導をして経験があるからだと思います。
小学校1年生のひらがな指導は、とめ・はらい・はね・書き順・字形、かなり厳しくチェックしていました。それは、子どもにとって「初めてのひらがな」だからです。一生に一度だからです。
チャレンジタッチのひらがな指導は、たしかに一般的な感覚からしたら厳しいのかもしれません。でも、入学後の「ひらがな」の学習につながるもので、入学前にきちんと身につけておけば、その後がかなり楽になります。
さらに、チャレンジタッチでは、自分の書いた字とお手本の字を視覚的に比べることができ、子どもでも自分で「ここがもうちょっと長い方がいいな」とか判断できるようになります。誰かに言われるのではなく、自分で考える力がつく!いい機能だと思いますよ。
チャレンジタッチのデメリット?② タッチペンの反応が悪い
「タッチペンの反応が悪い」という口コミもけっこうありました。たしかに…、よくはないかな。
もうちょっとサクサク動くものかと思っていたのですが、画面にあてる角度なのか、うまく押せないことがありますね…。でも、子どもが使うものだし、わたしはそんなに気にならないのですが…。
学年があがっていくと、もしかしたら、タッチペンの反応の悪さは気になっていくかもしれませんね。
チャレンジタッチのデメリット?③ タブレットの反応が遅い
「タブレットの反応が遅い」「ダウンロードに時間がかかる」という口コミもありました。
チャレンジタッチでは、毎月25日に新しい教材がダウンロードされるので、その日には遅くなることがあるようです。実は、我が子がチャレンジタッチを始めたのは、ちょうど12月25日。遅かったか…?
う~ん、ダウンロードが一瞬というわけではなかったけれど、
比較対象がないから、比較しにくい…
正直、はやくはないです。サクサク起動してほしい方には、「ちょっと!遅い」感じなのかな。
わたしは、そんなに気にならないし、娘も「そんなものか」と思って使っているのですが…。まだ、一度しか25日を迎えていないので、今後の25日の様子によって、また追記します。
チャレンジタッチのデメリット?④ 学習内容のボリュームが少ない
「内容が少なくて、あっという間に終わってしまう」という口コミ。
うちは今お試し期間みたいな感じで、使っているのもあるかもしれませんが、これはありますね。ボリュームとしては、もうちょっとあってもいいかな。お試しじゃなくなれば、変わるのかもしれませんが…。
今は、「ひらがな50音」がけっこうなボリュームであるので、毎日コツコツできそうですが、算数とかは量が少なく感じます。すでに3日でやることが終わってしまった…!
でも、繰り返し何度もできるので、同じ問題を繰り返し練習する方法をとればいいのかな~とも思っています。
あと、英語は「もっとやりたい!」のに、来月まで待たないと次のものができない状態。発展的なものもできるようになっていると宣伝には書いてあったような…これも、お試し期間だからかもしれません。4月号からの状況で追記していきたいと思います。
入学準備セットには、タブレットだけじゃなく、紙ベースのワークがあるので、それをやったりしています。タブレットだけじゃなく、実際にえんぴつで書くものが入っているのもよかったです。
筆圧の練習にもつながるし、書くことで覚えることもたくさんあると思うので、学習するときには、バランスが大事だと思います。
【まとめ】総合的に見て、飽きっぽい子、入学前~低学年には「けっこうよい!」
入学前の「不安」だった娘には、よいものでした。「不安」が「楽しい」に変わっているのが、目に見えて分かるからです。これが「ザ・お勉強」のような内容だったら、おそらく娘は「自信喪失」しちゃったのではないかと思います。
小学校への不安や学習への不安がある子には、キャラクター性の強い「チャレンジタッチ」はありだと思います。これで、自信をつけて入学後の学校生活を送ってくれたら、それだけで満足!「勉強=楽しい」を植え付ける土づくりは大成功といえます。
先を見通してみると、中学年以降はまた再考してもいいのかなと思っています。中学年くらいになると、苦手な教科なども出てくるころなので、学習面をもっと強化した方がいいのかなども含めて、再検討していけばいい。大事なことは「何のため」です。
よく「始めたからには、1年は続けなくちゃだめ!」という区切りをつける方もいるようですね。でも、合わないものはいくら続けても合わない。もちろん、子どもの気持ちだけで「すぐにやめる」という判断をする必要はないと思いますが、合う合わないを見極めてあげることも大切です。
子どもの「何のため」にやっているのか…どんな習い事にもいえることです。そして、嫌々やっていることから、何かを学ぶことはむずかしいです。「やりたいこと」であれば、多少の試練も乗り越えられるもの。子どもの気持ちと親の思いを常に明確にしておくことが、大切ではないかと思います。
習い事についてはこちらの記事でも紹介しています。
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